11.（ギョンス） ページ11
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息苦しいパソコンの画面からようやく解放され、今夜は職場の新人歓迎会。
「チャニョラァ！！一発芸一発芸！！」
「いきなりプレッシャー！！笑」
「ギャハハハハハ！！！」
ワーワーと騒ぎ出す新人を叱らないのは、この職場だから許されるんだろう。
僕はビールの瓶を持って、部長の隣に移動した。
「部長、お疲れ様です」
部長は僕の方を見るとニッコリ笑い、グラスを出してきた。
背も高くて、ハンサムで、優しくて、凄く尊敬する部長だ。
「ギョンスくん、これからよろしく頼むよ」
「はい！」
肩をポンポン叩かれ、その重みが僕への期待を表しているようだった。
これからもっと頑張ろう、そうやる気に繋がる。
「失礼します」
僕は立ち上がって次のお酌の人を選んでいると、A先輩と目があった。
その目は寂しそうだったけど、僕に気付いてすぐに目をそらされてしまった。
まるで僕が悪いみたいな、そんな顔しないでよ。
なんとなく居心地が悪くなった。
「ギョンスヤー！こっち！こっちにもビール一つ！」
僕は店員かっ！！とツッコミたくなるような注文を付けてきたのは、A先輩の隣で大きく手を振っているスホ先輩。
渋々量が入ってるビール瓶に持ち替えて、先輩が集まるテーブルに向かった。
「ありがとうギョンス！やっぱりギョンスは出来る後輩だよね！ね？」
「…はぁ」
「本当はさ、ギョンスは僕が育てたいくらいなんだよ。物覚え良さそうだし真面目だし文句は言わないし。ね？みんな、ね？」
「えーー！！Aちゃんその本当ぉー！！！？」
聞いてねぇ。
スホ先輩の問いかけをスルーしながら、楽しそうに笑ってるレイ先輩とA先輩。
僕の方をワザと見ようとしないA先輩は、ズルい人だ。
「…聞いてる？」
『えー、前に話したじゃん』
「ねぇ、Aちゃんまで…」
「知らないよぉ！じゃあ今度連れてって！僕の目で検証する！」
「…僕、戻りますね」
席を離れようとしたら、突然レイ先輩が僕の方を向いた。
「！？」
「ギョンス！僕赤ワイン！」
「へ？」
「ボトルで！」
だから僕は店員じゃ…と心の中でツッコミながらしどろもどろになっていたら、A先輩が迷うことなく呼び出しボタンを押し、店員を呼んだ。
『自分で頼もうね、レイくん』
「んー」
「……」
男に慣れてる、そういうわけではないらしい。
だけどスホ先輩とレイ先輩に挟まれながらも笑顔が絶えないA先輩が羨ましく見えた。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
