01.（あなた） ページ1
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５月。
一ヶ月の研修を終えた新入社員達がついに現場デビューとなった。
「うちの部にも新人４人配属になりましたが…」
部長の話をあくびを堪えながら聞いている。
初々しいな、新人。
一番背の高い子は顔も整ってるし、スーツ姿も似合ってる。
その子が頭一つ分くらい飛び抜けて大きいから、あとの三人が小さく見えた。
スーツも着せられてる感あるし。あぁ〜若い若い。
「ねぇねぇ、Aはどの子がタイプ？」
隣の席の同僚ミナが、私に小さな声で話しかけてきた。
『もう目付けたの？まだ一分も経ってないんだけど』
「私あの子。背の高い子の隣に立ってる、子犬みたいな可愛い子」
『どれ？』
さっき見ていた背の高い子、その隣の子、か。
黒い髪にグレーのスーツ。少し垂れた目。うーん、私のタイプじゃないな。
『私は大丈夫』
「本当！？やった！Aは？」
キラキラした目で私の顔を覗き込んでくる。
今ここで誰って決めろと？そもそも私年下には興味ないし。
『どの子もない』
「うっそ！！」
ミナの声がオフィスに響き、一斉に視線が集まる。
『(バカ！)』
部長の痛いくらいの視線が刺さる。
なぜか私も嫌な予感がする。
「じゃあ、ビョンベッキョンくんの教育係はミナさんにしてもらおう」
ほら、言わんこっちゃない…って、
「え！ベッキョンくん！？」
やった！と小さくガッツポーズしたミナが見えた。
何だそれ。罰になってないし。
「その隣のAさんは〜」
『何で私も！？』
嫌な予感は当たったようだ。巻き添いなんて最悪。
「ドギョンスくんの教育係をお願いしよう」
ドギョンス。
少し俯いていたその子は少しだけ顔を上げて、大きな瞳で私を見た。
自然で真っ黒な髪。真っ黒なスーツに、猫背、真面目そうで、つまりハッキリ言えば、地味。
『…』
私と話が合うタイプ、とかではなさそう。
「じゃあ皆さん今日も一日頑張りましょう！」
朝礼が終わり、皆がデスクに戻る。
先程の四人は何やら顔を合わせて、それぞれデスクを探し出した。
その内の二人はこちらに近寄ってくる。
「私ミナって言います。ベッキョンくん、よろしくね！」
「は、はい！よろしくお願いします！」
いきなり良い雰囲気の二人。
嬉しそうだもん、ミナ。
こっちのギョンスくんはデスクに座ると、じーっと一点を見つめ出す。
『私、Aです。ギョンスくん、でいいかな？』
チラッとこちらに視線を向け、「はい」と呟いた。
私、既に無理かも。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
