‡十一話‡ ページ12
敦子に伝えた作戦は、
俺と姉貴が出掛けている間に荷物を持って、ともと合流する。
ともには俺から言っておいたから(級友)出来るだけ遠くに逃げろ。
と。
姉貴から護るにはそれしか無い。
俺が後を追えば完璧だ。
もし、出来ることならば…姉貴を改心させたい。
俺の力で出来るかな…
貴「姉貴、ロック系の服屋行って良いか?」
凛「勝手にして。」
貴「姉貴も来るんだぞ。」
さっきから何をやるのにも嫌そうだな…
貴「やっぱ止めた!」
凛「何なのよ!?何処に行くのかはっきりして!!」
貴「姉貴の好きな店で良い。」
姉貴の事何も知らないしな…
姉貴だってそんなに悪い奴じゃない。
凛「あ!ロリータ!」
貴「ロリータ?姉貴ってロリータが好きなのか?」
凛「そうよ!!悪い?」
貴「別に。人の趣味に文句は付けない。」
俺だって普通…とは言い切れない。
普通なんて無いんだ。
凛「此処!早く!!」
活き活きしてる…
何か…素敵…何時もと違う…
凛「ねぇ、A!A、こういうの似合いそう!」
こういうのずっとやりたかったのかもしれない。
気が付いた時には涙が溢れ出してきていた。
出来て嬉しいのか…
作戦の為に行ってる自分が悔しいのか…
どっちなんだろう…?
否、どちらもなんだ…−
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ブラック(プロフ) - 友達になってください!! (2011年4月18日 17時) (レス) id: 5b55047529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧雨 幸 | 作成日時:2011年4月17日 23時