防弾保育園 (ページ10)

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お誘いページ10

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TH「ジョングクヒョン遅い…」

涙目にしながらジョングクさんを待ってるテテくん

親が海外でお仕事をしている関係で

1人が嫌いなテテくんは帰りが遅いと心配になるようで

『ジョングクさんは大丈夫だよ

きっと仕事が長引いてるのかも、

先生と遊んどこう？』

TH「うん…」

ノリ気ではない返事をして

玄関を気にしながら私と絵本を読んだりしてる

『先生がジョングクさんに電話しよっか』

というと、目をキラキラ輝かせて

TH「うんっ」

先生好きってジャンプしながら

大喜びする姿に私も思わず笑みが溢れる

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ...ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

2コール目だろうか

電話が繋がりジョングクさんの声が聞こえる

JK「もしもし、チョンですけど」

初めてかけたから表示がなく

警戒されたのかいつもより低い声

『あっAです』

JK「あっ、先生か

ちょっと仕事が遅くなってしまってすいません

今から迎えに行きます」

名前を伝えるといつもの優しい声になり

私が電話した理由をわかったからだろう

言おうと思っていた言葉の返事が返ってくる

『わかりました、気を付けてくださいね』

TH「むかえにくる？」

『うん、今から迎えに来るって』

TH「じゃあもっと、もーっとお話ししよ！

あのね、今度ジミナとごはんいくんでしょ

なら俺もいきたい！」

『ジョングクさんがいいよって言ったら

皆で行こっか』

そして20分くらい経った後

車の音がして玄関の方から聞き慣れた声がする

TH「ジョングクヒョン！」

JK「すいません、遅くなってしまって…」

『大丈夫ですよ、でも今度から連絡入れてくださいね』

TH「あのね、今度先生とごはんいくっ」

JK「ん？どういうこと」

『今度ジンさんとジミン君でご飯に行く約束をして

それでテテ君も行きたいってなって

なので、ジョングクさんが良ければ…』

JK「、行きます」

少し考えた素振りを見せる彼に一瞬、戸惑う

『あ、はいっ』

JK「でもいつか絶対2人でどこかに行きましょ

Aヌナと仲良くなりたいです」

『はい…』

なんだ、このはいとしか言えない空気は

TH「きゃーらぶらぶだぁ

Aヌナ～」

『先生ですっ

ヌナって呼んじゃだめ』

JK「テヒョンっ

ヌナって呼んでいいのは僕だけだから」

TH「Aヌナ～」

だめだこの子…

絶対明日もヌナ呼びだよ