B型男子には騙されない《紫・黒・青》 (ページ6)

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Aside

『〜がこれなんですけど…分かりましたか？』

目「あ、はい…」

で、問題の目黒さん。

仕事について教えてるんだけど…どうも上の空。

『…なんか分からないことでもありましたか？』

目「あー…」

そう言いながら目をそらす彼。

目「先輩の…口調が気になって…」

『？』

目「俺、先輩より年下なんで…敬語使われるのに違和感というか…気になっちゃって…」

『は、はぁ…』

目「あ、ごめんなさい。真面目に話聞くべきだったのに…」

申し訳なさそうな顔をする彼。

ふふっ、真面目な子なんだなぁ…

『こちらこそごめんなさい。教育係とかやった事なくて…』

『敬語なしの方が良かったかな？』

目「！はい…なんかムズムズしちゃって…笑」

『じゃあこんな感じで話してくね！よろしく目黒くん』

うす！と嬉しそうに、にこって笑う目黒くん…いやまじ可愛いな。

イケメン(目黒くん)の笑顔まじで人殺す。輝きすぎてる。

『話戻すけど…ここまできいてなんか質問ある？』

さすがに雑談だけは怒られそうだしね

目「じゃあ…ひとついいですか？」

『ひとつとは言わず何個でもいいよー？』

目「先輩って………」

『？』

目「いや、なんでもないっす。」

『そう？』

無口でクールなイケメンくんだと思ったら…

目「ここの漢字なんて読むんですか？」

ちょっと…いやだいぶ面白い子だ。