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Ren.M.side
「俺ぇ…忘れられない子がいんのぉ…」
めっちゃ酔っ払って顔を真っ赤にさせている4歳年上の人
目「酔っ払いすぎ。ってかその話毎回きいてるから…」
「だってさぁぁぁ」
岩「Aでしょ?」
飲み友達の岩本くんも俺と一緒に彼の話に耳を傾ける
「ん……」
例のAちゃんって人の話はこの人と知り合った時からずっときいている
この2人とその女の人は同じ大学で同じサークルだったらしい。
最近どっかで聞いたことがある気がするんだよな…
"Aちゃん"
「このまえぇ…たまたまコンビニでさ?Aと会ったの」
岩「うん」
「でね、話し合お?って言ったら…」
岩「うん」
「裏切ったのはどっちよッ!って言われちゃって…」
岩「うわぁ…」
どこできいたんだっけ…
「彼氏できたのかな…」
岩「昔からモテるもんねAは」
「かぁいいもんなぁぁぁあ」
もっとなんか身近に…
「名前からしてかぁいいもんな」
岩「そうだねー。AAねぇ」
─── 『待って!それは出世した時に言って!』
目「あっ!!!」
岩本くんたちが言っている"A"ちゃんと先輩の"A"さんがもしかしたら同一人物かもと思ったんだった
岩「どうしたの?目黒」
思った以上に大きな声が出てたらしく2人が目を見開いている
目「いや…そういえば2人とも大学は…?」
岩「歩々路大だよ」
先輩に明日きいてみよう
そう思った。
岩「あ、寝てる」
「ん"ーA…」
目「めっちゃ好きじゃん…」
岩「付き合う前からめっちゃ好きだったんだよ…」
目「はぁ…」
岩「なんで届かないんだろうな…こいつの思い」
目「そろそろ起きてください
──ふっかさん」
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作者名:ひよこ | 作成日時:2022年4月11日 21時