検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:18,257 hit

fate.6 ページ18

Aside

渡「今日も休みっしょ?」

『うん』

渡「じゃあ今日付き合ってくんない?」

くしゃっと笑った翔太くん

可愛すぎる

『いいよ』

何も考えず気がつけばそう口に出していた



『なんでみなとみらい…?』

渡「仕事で…いい経験になるかなって」

『…?』

渡「俺…さ…」

言いにくそうにする翔太くん

それはきっと詮索して欲しくなさそうだった"仕事について"の話だろう

『しょ、』

渡「俺、シンガーソングライターなんだ…」

重い口を開いた彼からでた職業は

"シンガーソングライター"

『へ?』

渡「引いた…?」

『なんで?』

渡「いや…」

なんでも元カノに「シンガーソングライターってかっこいいけどそれだけで食っていけるのか」ときかれたらしい

答えられなかった翔太くんに元カノは…

まぁ、結構なことを言ったそうだ

それで女の人に自分の職業を言うのが少しトラウマみたいになったらしい

渡「だから…Aちゃんにも引かれるかと…」

『引かないよ』

強い意志で翔太くんに伝えた

『とっても素敵な仕事だと思う』

渡「Aちゃんってさ…」

「かっこいいね」

泣きそうな表情を浮かべ私を褒めてくれる翔太くん

元カノにどんだけ酷いことを言われたのか

…私には想像もつかない

『イケメンに言われてもな…』

ちょっとふざけてみると

渡「え、Aちゃん…俺の事イケメンって思ってくれてんの?」

『え、イケメンだよ』

途端にぼぼぼっと顔が赤くなる翔太くん

渡「〜〜っ!それ他の男に言って欲しくねーな…」

『あ、そうだ!仕事のためってことは曲を作るためなの?』

顔を隠してなにかブツブツ言っている彼をスルーし気になっていたことを聞く

渡「ん…そ。」

と、何故かちょっと拗ねながら返事してくれる

『どんな??』

渡「なっ!どんなって…」

元に戻った顔をまた真っ赤にさせた翔太くんが面白くってしつこく聞く

『どんな?』

渡「言わねー!」

『何それー!』

渡「Aちゃんは今日、仕事も何も全部忘れて俺と…デートしてくれればいいの。」

『翔太くん…』

そういう翔太くんに



深「Aは、仕事も何もぜーんぶ忘れて今は俺のことだけ考えとけばいーの!!」



辰哉を感じてしまったのは


…きっと気の所為

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
202人がお気に入り
設定タグ:深澤辰哉 , 目黒蓮 , 渡辺翔太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひよこ | 作成日時:2022年4月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。