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Aside
深「…元気だった？」
気まずいと顔に書いてある
無理して話しかけてこなくてよかったのに
『…私、やる事あるから』
バッと近くにあったスイーツを手に取って急いでレジに向かう
後ろから静止の声が聞こえるけど無視する
何年経っても変わらない安心してしまう声
付き合っていた頃より痩せた体
ちゃんとご飯食べてるのかな…料理作るの得意なほうじゃなかったからコンビニ弁当生活なのかな。
いや、彼女がいるから大丈夫か
あぁもう、嫌でもあいつのことを考えちゃう
「いらっしゃいませ」
『お願いします』
ｺﾄｯ
深「これもお願いします」
私のシュークリームの隣に置かれたモンブラン
「お会計──円になります」
深「はい」
パッと私の分も出す彼
ここでワタワタするのも申し訳ないし、だからといって彼に奢ってもらうのは嫌だったので後で払おうと
1度彼と一緒にコンビニを出た
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作者名：ひよこ | 作成日時：2022年4月11日 21時
