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放課後

玄樹side

優太「玄樹〜!行くよ〜!」

玄樹「うん!」

突然LINEがきた。

それは岸くんも同じ。

"今日、先に私の家に行ってて"

Aだ。

部活長引いたのかな…?

家に行くと、もうAは居た。

残りの3人と女の子と一緒に…

杏果「有安です。」

玄樹「あ………」

杏果「実はですね…」

A「うぅ…」

突然、俺に抱きついて泣き出す。

玄樹「何があったの?それにこの傷は何!」

杏果「いじめ…」

A「もっと早く頼ってれば良かった…!」

颯「もっと早くって…どれぐらい前から?」

A「高校入ってからずっとだよっ!」

俺はそっとAの涙を拭う。

そして抱き締める。

玄樹「俺等こそ…気付けなくてごめんっ…」

A「何で…謝るの」

玄樹「俺等、本気でAの事が大好きなんだ…!」

俺はAを抱き締める腕の力を強める。

A「………ありがとう」

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作者名:松倉妃菜
作成日時:2015年5月10日 14時

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