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四話 ページ5
「よーし，戦争だゾーーー！！！！」
上に拳を突き上げ叫ぶグルッペン
彼の一声で我々国は隣国と戦争することになった
「はぁ…戦争の準備や後始末を誰がやってると思ってんねん…」
隣で頭を抱えるトントン
いまだに喧嘩しているコネシマとゾム，今はそれに鬱先生も混じっている
彼らに冷めた目線を向けるひとらん
そしてAは，笑顔でグルッペンの隣に立っていた
「今回はどんな手で攻めるん？」
オスマンが紅茶を飲みながら優雅に聞く
オスマンの質問にグルッペンは少し考えると，
「トン氏に任せる！」
といってトントンの方をポンッと叩いた
「えぇ！？」
トントンの顔は更に青くなる
Aはそんなトントンを見てからグルッペンの方へ向き直ると人差し指を立てて笑いかけた
「グルさん，今回の作戦，私もトントンさんと一緒に考えてもいいですか？」
「も，も，勿論！！！」
Aの提案に一番に返事をしたのはトントンだった
「うーん…ま，いいよ。一緒に考えてー」
グルッペンも承諾する
幹部たちは，少しトントンに嫉妬すると共に，Aの期待に応えようと密かに燃えていた
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