episode4 ページ7
小学4年生になったある日のこと…
お母さんの知り合いだというヒーローが家に来た
エンデヴァーと言うらしい
いや、No.2ヒーローだし流石に知ってるけど、お母さんの知り合いって…お母さん何者！？
親の人脈怖ぇわ…
その背後にもう一人
エンデヴァーさんと離れたところには赤と白の髪色をした物静かな男の子、轟少年がいた
よく見ると轟くんには既に火傷跡がある
そっか、もうお母さんとの出来事が終わった後か…
自分の事じゃないのに少しだけ悲しくなった
家の中に二人を招き入れると、お母さんはエンデヴァーさんと話があるらしく2人で話し始めてしまったので、思いきって轟少年と仲良くなろうと近づく
｢はじめまして、私は架間Aっていうの｣
できるだけ人懐っこい笑顔で話しかける
｢………轟焦凍(ﾎﾞｿｯ｣
｢焦凍くんだね！よければ、一緒にあっちで遊ばない？｣
｢…うん｣
やはりまだ母とのことで落ち込んでいるらしく、それでも気分転換というように、とりあえずいろんな話をして、遊んだ
しばらくして、私はふと思った
｢辛いことあったなら、話せばきっと少しだけ楽になるのに｣
ハッとする
しまった…いうつもりはなかったのに…声に出てた…！！
自分の馬鹿さに思わず頬を思いっきりビンタすると、焦凍くんはその音にビクッと少し驚いた後、少し間が空いて
それからぽつりぽつりと、お母さんとのことを話してくれた
相槌をうつことしかできなかったけど、話が終わる頃には焦凍くんは少しだけスッキリしたような顔をしていた
｢その、少し楽になった…かも。…ありがとう｣
そう言って少し笑う焦凍くんを見て、やはり聞くことが出来てよかったと思いながらも、こちらこそ話してくれてありがとうと元気よく笑った
そのまままた遊び始めればあっという間に時間が立ち、夕方、もう帰らなければいけないらしく玄関まで見送る
｢また遊ぼーね！｣
｢うん！｣
来たときより元気になったみたいだ…よかったよかった
私はまた遊ぶ約束をして、焦凍くん達を見送った
帰り際、全力で手を振る私を見て焦凍くんは少し笑いながら手を振り返してくれた…
可愛い過ぎて思わず鼻を抑えてしまった私はいたって正常だと思う
早くまた遊びたいなぁ…
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ただの葉(プロフ) - ありがとうございます！初心者なのでおもしろいの一言がとても嬉しいです(*´ω`*)更新頑張ります！！原作沿いにしつつ、キャラも救済したい随分と欲張りな夢主ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2018年9月30日 19時) (
レス) id: 886fe0a2a2 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - おもしろいです！更新頑張ってください！原作沿いを大切にする夢主・・・仕事ができるなぁ… (2018年9月30日 17時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
ただの葉(プロフ) - ゆっくりフランさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 886fe0a2a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりフラン(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月24日 9時) (レス) id: 37cecb84fa (このIDを非表示/違反報告)
ただの葉(プロフ) - 、さん» すみません、以後気をつけます。 (2018年8月17日 1時) (レス) id: 886fe0a2a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの葉 | 作成日時：2018年8月17日 1時
