episode13(3/4) ページ28
しばらく戦っていれば、遠くで見ていた手で顔を覆った男…死柄木弔が先生へ突っ込んでいった
｢先生!!そいつの手に気をつけて!!｣
先生が死柄木弔の懐へ潜り込もうとするのを見て咄嗟にそう叫ぶが、間に合わず肘を死柄木の手によって壊されてしまう
すぐに距離をとるが、他の敵が敵がすぐに襲い掛かる
私は目の前の敵が立っている場所の時間を進めて、落とし穴の要領で敵を全て片付けると、すぐに先生の元へ向かおうと走り出す
その瞬間、真横に巨体が見えた
｢っ架間!!｣
殴られる…っ！そう思って衝撃に備えたが、突然相手の動きが止まる
周りを見渡せばこちらへかけてくる先生さえも時間が止まっている
危機を感じとって咄嗟に時間を止めてしまったらしい
ふぅっと息をつくと止めている間に先生の肘の傷を戻した
今のうちに13号先生の傷も元に戻しておこう
そう思いゲートの方へ向かうと、既に倒れた13号先生がいた
先生のところへ行き傷を戻す
たぶんもう気絶したあとだからしばらくは動けないだろうけど、意識を取り戻せばすぐに職場復帰できるだろう
立ち上がり広場の方へ走り出せば、視界に飯田くんが今黒霧を抜け出口から出る姿が少しだけ見えた
飯田に心の中でエールを送りながら、広場へ戻ると巨体…脳無の体へ触れる
もう完全に左目が見えていないが、個性はまだ使える
下手したら１週間見えなくなるかもしれないが、それでも相澤先生の怪我を減らせればいい
脳無の体の時間を限界まで進めれば脳無は一気に粉々になった
消えたことを確認して、全体にかかった個性を解除する
時間が進み始めればこっちを見てにたついていた死柄木は目を見開き、急いでこちらへ駆けてきていた先生は一瞬固まったが、すぐ私の個性だと気づいた様子だ
｢お前、脳無をどこへやった…!?｣
｢私の個性で粉々にしました｣
そういえば死柄木の表情は驚きからイラついたものに変わり、悔しそうに首をかき始めた
｢くっそぉぉ折角オールマイトとやり合わせるつもりだったのに、簡単にやりやがって…折角のゲームが台無しだ…!
……なーんてね｣
ニヤリと笑った死柄木に嫌な予感がして振り返れば、目の前には脳無の拳
間に合わない…っ
思わず体に力が入る
そんな私の前に突然黒い何かが横切ると、それはそのまま脳無の拳によって吹っ飛ばされ壁に激突した
すぐにその方向を見れば、そこには血を流している相澤先生の姿が
｢相澤先生っ!!｣
episode13(4/4)→←episode13(2/4)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただの葉(プロフ) - ありがとうございます！初心者なのでおもしろいの一言がとても嬉しいです(*´ω`*)更新頑張ります！！原作沿いにしつつ、キャラも救済したい随分と欲張りな夢主ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2018年9月30日 19時) (
レス) id: 886fe0a2a2 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - おもしろいです！更新頑張ってください！原作沿いを大切にする夢主・・・仕事ができるなぁ… (2018年9月30日 17時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
ただの葉(プロフ) - ゆっくりフランさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 886fe0a2a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりフラン(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月24日 9時) (レス) id: 37cecb84fa (このIDを非表示/違反報告)
ただの葉(プロフ) - 、さん» すみません、以後気をつけます。 (2018年8月17日 1時) (レス) id: 886fe0a2a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ただの葉 | 作成日時：2018年8月17日 1時
