青い恋人 2 Fuma.K

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休み明け、

俺はいつもより早く、

会社に来た。

気持ちを引き締めるためにも、

なるべく早く来たかったから。



「風磨」

「早くねぇか？」

「いいの、風磨に頑張って欲しいから

来ちゃっただけなの」

そんなふうに言う

Aはどこか顔が赤くなってる気がする

俺も顔が熱いな、、

少しだけ認めたくはないけど、

めちゃくちゃ嬉しい。

その喜びを外には出せない、

ちょっとそこが苦しいな、、


「風磨！」

「中島もか」

「だって〜ね、」


確かに中島のことがなかったら、

俺が副社長になることなんてなかったし

中島が心配する理由も分かる。

「それよりもさ、

報告することないの？」

中島に報告すること？

なんかあったっけ？







「あ、あった、

Aと付き合うことになった」


中島は嬉しそうに俺に抱きついてきた。

「おめでとうー！

俺は2人を1番に応援する！」

「あぁ、ありがとう」


Aはというと、

さっきよりも顔を赤らめて、

もうー、

なんて言ってる。

本当は嬉しいくせにね

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