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「風磨？」
いつも通り、仕事が終わり、
帰路についていた時、
後ろから声が聞こえた。
男の声。
懐かしい声。
俺の幼なじみの声。
そう、中島だ。
振り返ると、中島は
嬉しそうな顔で立っていた
「やっぱり風磨だー！」
「久しぶりだな、中島」
「仕事帰り？」
「おう」
「そっかおつかれ！」
あの頃となんにも変わっちゃいない
その姿と声のトーン。
懐かしい気持ちに駆られた。
「なぁ、これから暇？」
「家に帰るだけだけど」
「一緒に飲もうぜ」
「あぁ」
大人になってから初めて中島と会った。
そしてお酒を交わすことになった。
「最近Aと連絡してるか？」
「してねぇけど、どうした」
「高校卒業してから、ずっと心配してんぞ」
心配？なんで俺なんか
俺の事なんて考えずに
中島のことだけを思えばいいのに
「１回こっち帰ってこいよ、3人で飲もうぜ」
「わかったよ」
社会人になってから、
1度も帰ってないから、
お袋も親父も心配してるだろうし
帰るか、、
ただ、Aには、まだ会いたくない。
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ちょこみんと(プロフ) - ★さん» ご指摘ありがとうこざいます。訂正を入れさせてもらいました。これからもよろしくお願いします。 (2019年11月10日 17時) (
レス) id: ef2e852d98 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1【でも、俺も思いも虚しく】→俺の思いも虚しく、 17【どうだっか聞きたくて】→どうだったか、 44【以外に早く終わる】→意外に だと思います。 (2019年11月10日 17時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこみんと | 作成日時：2019年10月12日 11時
