青い恋人 Fuma.K

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「まだ、泣いてるの？」

「もう、大丈夫、」

「よかったー」


お待たせしましたー

店員がビールを運んできた。

泣いてる俺を

横目に見て、

ほんとに恥ずかしい


「佐藤さんって面白いね」

「勝利？」

「うん」

「確かに変わってるよな

この間なんて、

昼から酒飲んでて

夜までずっと飲んでたんだぞ

それ俺が付き合ってたけど

まじでやばかった」


ほんとにやばかったんだって、

水を渡して

飲んでも、すぐ寝る。

ご飯食べて、風呂はいって、寝る。

やばすぎでしょ


「仲いいんだね笑」

「まぁな」

「今度は、3人で食べようよ、ご飯」

「いいな、それ」

「決まりね？」

「あぁ、」


勝利はなんて言うだろうか、

俺達のこと知らないだろうしな、

いつか言うから待ってろよ？



「酒、強いんだな」

「私のお父さんが強いから、

私も大丈夫みたい」

「俺は、1人の時はやばいかも」

「やばそうだもん

1人でブツブツ言ってそう」

「多分そうだと思うわ」

「やっぱり？」



やっと普通の会話が


戻ってきた気がする


これでよかったかな？

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