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帰ってきた。
久しぶりすぎる。
いつぶりだろう
大学に入る前からだから5年くらい?
あの頃とあんまり変わってないな、
この街。
俺が好きだった海も、
秘密基地のテレビ塔も、ある。
テレビ塔は錆びてて、
もう使われてないみたいだけど、
懐かしいな、
「ただいまー」
「おかえり、風磨」
お袋が玄関まで来てくれた
「もう、ずっと帰ってこないから
心配してたんよ」
「ごめん、」
「まぁ、元気ならそれでいいわ」
明るいお袋は俺の自慢、
親父は、無口だけど、
家族のことを1番に
考えてる。
俺はそんな家族が好きだ。
「おかえり、風磨、」
「ただいま、親父」
なんだか久しぶりだけど、
やっぱり落ち着くな
「ゆっくりしてけよ」
「あぁ」
自分の部屋に行き
荷物を整理する。
なにも変わってない、
俺の部屋。
写真立てには
3人で笑ってる写真。
この頃はまだ、
こんな風になってなかった。
元に戻れるかな?
俺たち
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ちょこみんと(プロフ) - ★さん» ご指摘ありがとうこざいます。訂正を入れさせてもらいました。これからもよろしくお願いします。 (2019年11月10日 17時) (レス) id: ef2e852d98 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1【でも、俺も思いも虚しく】→俺の思いも虚しく、 17【どうだっか聞きたくて】→どうだったか、 44【以外に早く終わる】→意外に だと思います。 (2019年11月10日 17時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこみんと | 作成日時:2019年10月12日 11時