＃２１ ページ21
『A、この資料を運んでくれないか』
Aは先生の指示で大量の資料を運ぶハメになってしまった
「え… まぁいっか…」
「ははは ガンバレぇ A〜」
「浜野君 ちょっと手伝ってくれてもいいんじゃないですか？」
Aは渋々資料を持ち、教室を出て行った
Aが教室を出てしばらくたったころ
教室にいる殆どのメンツがマサキの机のまわりに群がった
「っわ… どうしたんですか？急に」
「なぁ狩屋 お前、Aと幼馴染なんだよな」
真っ先にマサキに話しかけたのは倉間だった
「はい…」
「え、幼馴染なのか？」
「そうみたいですけど…」
「ちょ、なんなんですか 先輩達…」
マサキが自分の席から立ち去ろうとした時
後ろから浜野が肩を押して座らせる
「いてっ」
「なぁなぁ狩屋ぁ〜 ホントはAって女なんでしょぉ〜？」
「は！？」
マサキは驚いて何もいえなくなった
なんだよ、めちゃくちゃばれてるんじゃねーか
マサキは小さく舌打ちしたが南沢には聞こえていた
「狩屋 何舌打ちしてるんだ？」
「あ、えっと〜」
「ほんとは女なんだろ？」
浜野はマサキの肩を揺さぶった
「あ、え、えっと ち、違います！兄さんは男だ！」
その発言にみんな静まりかえった
「は？嘘だろ？だって俺、南沢さんのせいで！！胸触ったもん」
「おい、俺のせいか」
「あんたのせいだ」
ざわめく音など聞こえなかった
この空気のなかにいたら次はどんな質問されるか分かんない
悪戯好きで秘密ごとなんて守らないマサキだったが
昔から一緒に遊んでくれて、一番最初に心を開いたAを裏切る事はできなかった
浜野がマサキの肩から手を離した瞬間
マサキは疾風の如く走り去った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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源田条介(プロフ) - 続編おめでとうございます^^たのしみにしてまーす (2012年10月1日 20時) (
レス) id: 8c06891986 (このIDを非表示/違反報告)
*華桜莉*(プロフ) - 良かったら読んで下さい！ http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kirino-sindou/ (2012年6月7日 21時) (レス) id: 8aefd8df71 (このIDを非表示/違反報告)
源田条介(プロフ) - 面白かったです。更新頑張って下さい★ずっと応援してます (2012年5月5日 20時) (レス) id: 05926b04ec (このIDを非表示/違反報告)
笑恋菜(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです!!頑張ってください!!(^O^) (2012年5月3日 12時) (携帯から) (レス) id: b119c74026 (このIDを非表示/違反報告)
さゆり - 典ｸﾝお願いしますっっ！！ (2012年4月16日 1時) (レス) id: 111dffc063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲雀 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/rriirr/
作成日時：2011年9月1日 18時
