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Aさんからの連絡が絶えた。
俺に連絡が来るときは
いつも「相談に乗って」だったから、
もう俺に相談することは無くなったんだろう。
俺はもういらなくなったんだ。
つまり、彼と上手く行っているから、
俺は必然的に失恋したことになる。
さとみ「…」
配信もあるのに俺の頭はAさんばっかり。
今頃何してるんだろう。
あのバーで飲んでるのかな。
どっちかの家にいんのかな。
さとみ「あ〜〜…」
やだやだ。
ハッキリさせたい俺の頭が
曖昧に終わった俺達の関係を認めない。
フラれるなら、ちゃんとフラれたい。
もういいや、会いに行こう。
勢いのまま連絡を入れる。
さとみ会えない?
きっと、俺の気持ちは気付かれてるだろう。
まっすぐ誘ってもいいや。
A会えるよ!久しぶりに飲もうか!
"久しぶりに飲もうか"…ってことは
あのバーか。
そうだ、あいつ、ころん連れて行こう。
ころんを口実に会ってやろう。
ころんには申し訳ないけど
俺はもうとにかく
Aさんに会いたい。
どうせあのバーは、俺とAさんだけの場所じゃなくなっちゃったんだから。
ころんと行っても誰と行ってもいい。
会えたらいい。
ごめんな、ころん。利用させてもらうぞ。
さとみ「お待たせ」
A「あ〜久しぶり〜」
振り返って俺に手を振るAさん。
隣にいるころんに目を向けて首を傾げるAさん。
さとみ「ごめん言ってなかった、友達。」
A「ああ！前にお話聞いた方？」
さとみ「うん」
肝心なこと伝えるの忘れてたわ。
A「こんばんは〜」
ころん「こ、んばんは」
ころんがコミュ障発揮してる。
さとみ「えーっと…」
名前、なんて紹介したらいいんだ。
俺は活動名で行っちゃったから、えっと…
ころん「ころんです」
A「ころんさん。私はAです。よろしくお願いします〜」
にっこり笑う。
俺に何度も向けられた笑顔。
やっぱり俺は特別じゃなかったんだ。
俺は静かに胸を痛める。
俺はAさんの左隣に座って
俺の隣にころんが座る。
A「やだ〜私品定めされちゃう〜」
俺の方をちらっと見て恥ずかしそうに顔を手で隠す。
ころん「えぇ？しないっすよぉw」
さとみ「いや言ってたじゃんお前w」
再びAさんの方を見る。
さとみ「…」
左手の薬指に光る指輪。
俺は慌ててころんの方に向き直る。
痛い痛い。
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かりん(プロフ) - 犬田さん» ああああああありがとうございます！とっても嬉しいです！（ ; ; ）頑張ります！！ (2020年3月17日 0時) (
レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - @みんと*さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - ぷりんすなお姫様からすとぷりの占ツク作者様はかりんさんが一番大好きで最近見かけなくて寂しいな〜なんて思ってたところなんです泣やっとかりんさんの作品が読めて嬉しいです(^-^)更新頑張ってください！ (2020年3月16日 21時) (レス) id: 97eecc68d9 (このIDを非表示/違反報告)
@みんと* - めっちゃ面白いです！！頑張ってください！ (2020年3月16日 9時) (レス) id: 520d4881dd (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - リト@歌い手色の占ツク民達さん» ええん嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます〜〜！ (2020年3月15日 19時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりん | 作成日時：2019年3月20日 2時
