ぷりんすなお姫様 ３【すとぷり】

ゲーム ページ39

本日はころん先生による
ゲーム講座を受けに来ていますっ！！

私でもできそうな単純なゲーム、
ということで代表的なマリオをすることに。

ころん「これ途中までななもりさんとるぅとくんとやったんだよね」
A「へー」

と、なぜか配信の準備を始めたころちゃん。

A「ん？」
ころん「いやみんなに見られた方が上達するかなって」
A「ただの恥晒しになるけど？」

ころちゃんは愉快そうに笑って
配信を始めた。

A「ねえ急すぎ」
ころん「はいどーもみなさんねー」
A「聞けよ」

私のことガン無視で話し始めるころちゃん。

ころん「はい、ということでねー、今日はねー、」
A「二人でマリオやりますー」

えー、私絶対また歴史に名を刻むことになるよ…

配信界一ゲーム下手…みたいな…

A「ねえどうやってジャンプするの？」
ころん「慣れろ」
A「操作方法くらい教えて」

コメントを見てみると、
さっそく私のゲームが下手だって。

ころちゃんリスナーさんは
ころちゃんがゲーム上手いのに見慣れてるから
下手に見えるんだよ！

A「もうやだあ〜置いて行かないで〜……」
ころん「ねえ画面遠いからはやく来て」
A「待ってよ！」

びゅんびゅん先に行くころちゃん。

私これ跳ねてるだけでゴールたどり着くんじゃないの。

私があっぷあっぷしながら
ころちゃんについていってると、

ころん「あ！！死んだ！！！」

ころちゃんがお亡くなりになられた。

A「おっ、ころちゃん？あれ？？あれれ？」
ころん「うるせぇよ」

ころちゃんシャボン玉から助けてあげないもん。

一人でゴールしてやる。

A「ういいい〜〜」
ころん「助けろや！！！」

やっば、私もしかしてゲームできんじゃない？

ーAちゃん覚醒した！
ー調子いいよ！

ほら、コメントでも言われてる。

ころん「お前死んでも知らねぇかんな」
A「大丈夫だよ、ほら、そこゴールだし」

もうゴールは見えている。

ころん「それ絶対落ちるから！僕のこと助けて！ねえ！」
A「あ、」

ゴール前の落とし穴に気付かず落ちた。

ゴールは見えていたけど
穴は見えてなかったわ。

ころん「おい」
A「ごめんなさい、ころん先生」

るぅとくんのモノマネして言ってやった。

私悪くないもん。

ころちゃんが死んじゃうからだめなんだよ。

ころん「……」
A「無言で進むのやめてくれる？！」

ーころちゃん拗ねた？w
ー怒ってる？w

ほら心配されてる。

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