ぷりんすなお姫様 ３【すとぷり】

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ひとつひとつ印象を思い浮かべながら話す。

A「ブレスレットがなーくんでしょ、ナイトウェアがジェルくん、イヤリングは莉犬くん、バスセットはころちゃん、香水さとちゃんでアクセるぅとくんでしょ、どう？」

みんなびっくりして私の方を見ている。

るぅと「あってる…」
A「いぇーい」

ななもり「俺ぱっと見で『あ、Aだ』と思って買っちゃったんだよね」

いやセンス良すぎあなた。

ジェル「俺はさ、なあみんな見た？あれ。めっちゃえろいねん。」
A「あのさあw」

なんかトイプードルみたいなナイトウェアだったよ。

ジェル「Aが着てたらギャップありすぎて可愛いかなと思って買った」

確かにナイトウェア自体は可愛かったけど
私が着て可愛くなる保証はないよ。

莉犬「俺のはさ、これ、このピアスのイヤリングのやつよ」
A「だろうと思った」

この前一緒にお買い物行ったときに莉犬くんが買ったピアスと同じデザインのイヤリング。

ころん「僕何がいいかわかんなかったからさ、A入浴剤好きなイメージあるからバスボムにした」

わかってんね、ころちゃん。
才能あるよ。

さとみ「俺そんな深い意味ない」
ななもり「いや言ってよさとちゃん」
莉犬「そうだよ俺らには言ってたじゃん」

えー、みんなで買いに行ったのかな。

なんか寂しい。

さとみ「えーw あれ俺と同じ匂いの香水なんよね。Aが俺と同じ匂いだったらいいな〜と思っ……たって言ったらドン引かれると思って言いたくなったんだよ！」

周りの視線が冷たいから
私も冷たい視線を送っておく。

さとみ「ちゃんとつけろよ」
A「はい」

なんかこわいからつけとくわ。

るぅと「僕も一目惚れで買ったよ、あれ。前Aの髪で三つ編みして遊んだから髪の印象強かったのかも」

るぅとくんっぽい上品なヘアアクセだと思った。

A「私何も用意してなかったからさあ…」

ななもり「Aは俺らと一緒に居てくれるだけでいいよ」
A「えー？」

ななもり「ね、みんな」

なーくんがみんなを見ると
みんな首を縦に振ってくれた。

A「…ありがとう」

それにしても、
イヴの朝からずっと一緒にいて
クリスマスを過ごしてるのって
私達だけじゃないかな。

この特別も私の大切なプレゼントだ。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
クリスマス/完

怒涛の更新ラッシュに付き合っていただきありがとうございました！
すとはにの待機時間にでも読んでいただけたらと更新しました…

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