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ジェル「ん〜〜っ!!」

二本目の映画を見終わって
ぐい〜〜っと伸びをするジェルくん。

A「スーパー行こーか」
ジェル「ええ?」
A「材料買いに」
ジェル「んぁ、」

ジェルくんはあくびをしながらソファから腰をあげて振り向く。

ジェル「行こっか」

二人でスーパーに行く。

あれ欲しいこれ欲しいと
意味不明なものをかごに入れ続けるジェルくんを
叱りながら、

カルボナーラに必要な材料を買い揃える。

ジェル「ただいま我が家〜」

そのままキッチンに向かって二人でお料理。

バカみたいなサイズに切り分けたり
かなり激しい強火にしたりと
危なっかしいジェルくん。

ジェル「おお…」

完成した頃にはもうヘトヘト。

二人でいただきますをして
パスタを口に彫り込む。

ジェル「ん!!」
A「上出来!」

お手伝いをして喜んでる子供のような表情で
次々とフォークを運んでいる。

ジェル「いやあ、お腹いっぱい」
A「ごちそうさまでしたー」

ご飯を食べ終わってから少しまったりする。

まったりしてるだけでも時間が過ぎるのがはやい。

ジェル「風呂入る?」
A「んーまだいいかな」
ジェル「入ろ?」
A「え?」
ジェル「一緒に」
A「は?」

ぎゅむっと抱きしめられたと思ったら
ジェルくんの手は私の背中にむかう。

A「?!」

パチっと音がなったと思えば
胸の窮屈さが開放的になった。

…ホックを外されました。

A「ばかぁ!//」
ジェル「ふはっw」

手をひらひら振るジェルくんに見送られながら
私はお風呂に向かう。


こそこそしながらリビングに戻ると
ジェルくんは居なかった。

そっと録音室を覗くと、

ジェル「『動いて…いい?』」

最中だった。

ジェル「A?!」
A「や、あの、聞くつもりはなかった…w」

気まずい空気を引きずったまま
お風呂に向かったジェルくん。

作業邪魔しちゃったよね。申し訳ない…


しばらくして帰ってきたジェルくんは、
すっかり通常通り。

ジェル「風呂入ったら眠くなってきた」
A「いやもうまだ7時だけど大丈夫?w」
ジェル「そんなん関係ないし」
A「随分健康的だね…w」

起きてても私がいたら作業出来ないからかな?

ジェル「元気ないなあ?」
A「んー」
ジェル「俺が一緒に寝て慰めたるわ」

なんとも自然な手付きで私を布団に連れ込むジェルくん。そのまま瞳を閉じる。

何だか今日は振り回されすぎた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

帝王/完

兄妹→←*



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かりん(プロフ) - ゆにさん» こんにちは !! 4周目 ?! うわあああ愛されてますね嬉しいです とってもとってもありがとうございます ( ; ; ) (2020年5月27日 11時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - どうもこんにちは(^^)この作品4周目中のゆにです(^^)すとぷり関連で1番好きかもです(°▽°) (2020年5月27日 0時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 切羽 糜愛さん» ですよねー笑 (2018年12月4日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
切羽 糜愛(プロフ) - 確かになーくんが言ったら怖そうw (2018年12月3日 6時) (レス) id: ba75b5c5fe (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - るーぺさん» わああ!ありがとうございます!がんばりましょうっ! (2018年11月30日 13時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かりん | 作成日時:2018年11月4日 23時

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