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飲み干してから周りを見渡す。

ぽーっとしてるなーくんと、

だだスベりのジェルくんと、

コール大好きお馬鹿になってるころちゃんと、

一緒になって煽ってる莉犬くんと、

がっつり飲まされてるさとみくんと、

その光景を哀れな目で見てるるぅとくん。

A「…なーくん大丈夫?」

できるだけ盛り上がりが冷めないように
こっそりなーくんに声をかける。

ななもり「……」

こくりと頷くなーくん。

いや顔真っ赤だけど。

A「疲れてるだろうし、寝ましょ?」

ななもり「…ん」

またこくりと頷いて
私に両手を伸ばす。

………ん?

A「起こしてって事ですね?はいはい、よいしょっ、」

ぐいっと引っ張る。

あれ、なーくん力強い…

逆に引っ張られちゃって、

A「うわあっ、」

私はなーくんの腕の中。

A「…な、ななもりさん、?」

ななもり「……ちょっと、このままじゃだめ、?」

甘えんぼなーくん来た?!

驚いて顔を見上げると、
なんかなーくんがうるうるしてた。

A「え、ちょ、わわっ、」

そのまま体の重心を預けられて
私は慌てて支える。

A「ちょ、誰か、ジェルくん!!」
ジェル「ん、?」

スベりにスベりまくってたジェルくんが
私達の方を振り向いた途端、

顎が外れたみたいに口を開けて

ジェル「なーくんがAを襲ってる!!!」

なんて言い出すから
みんな馬鹿騒ぎをやめてこっちを向く。

ころん「A?!!」
るぅと「大丈夫?!」

慌ててみんながなーくんを担いで
お布団に寝かせに行く。

いやあ、緊張……ってかドキドキした…

なーくんほっそいのに力あるんだね…

莉犬「A?」
A「は、はいっ!!」

肩を叩かれてつい声がどもる。

莉犬「……」

あれ、私なんかしましたか、
なんでそんな怒ってるんすか、わんわん。

莉犬「…大丈夫?」
A「え、私は大丈夫だよ。なーくんが心配。」

設置されてある冷蔵庫から
お水を出してくんでおく。

酔っ払いたちに渡すためにね。

A「莉犬くんは酔ってないの?」
莉犬「うん、酔ってな……」

頷きかけて、考える素振りを見せる莉犬くん。

莉犬「いや、酔ってるわ」
A「え?」
莉犬「だからなーくんみたいにAのこと襲っちゃったらごめんね」

ニヤッと笑って私の頬を撫でる莉犬くん。

ちょーっと待って、キャパオーバーしそうなんだけど。

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いちご - リクエストです!(名前)ちゃんがたおれて、メンバーが助けるっていうのをお願いします。 (8月10日 15時) (レス) @page19 id: 43c577427d (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - キツネさん» 偶然ですね!!よかったです笑 (2019年4月21日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ - 私誕生日1月だから嬉しい! (2019年4月21日 15時) (レス) id: 55194c6b92 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - なつみさん» ころちゃんのピンク…がんばります、笑 (2019年2月28日 23時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - ころちゃんとのピンクが見たい欲がやばい。良かったら書いてください! (2019年2月28日 17時) (レス) id: d37bac9867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かりん | 作成日時:2018年9月14日 23時

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