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＿＿＿＿＿＿＿あと2日
ーーー此処は、何処だろうか。
暗闇の中。視界には何も映らず、体を動かそうとすると全身に痛みが走り。悲鳴を上げた筈の口からは掠れた吐息しか出なかった。手には冷たい違和感。
あぁ、縛られているのか。と、どこまでも冷静に受け入れた。
もう何日経ったのか分からない。ただ、見た事のない包帯を巻いた男達に気絶させられた所までしか覚えていなくて。でも不思議と、恐怖絶望···等といった感情は湧かなかった。
『ーーーい、······神威、』
ヒュッと息を切った後、零れた名前。未練がましい女だな、と1人自傷気味に笑った。乾いた喉が水を求めているが、何も口にする気にはなれなかった。
やがて暗闇に慣れてきた視界にぼんやりと映ったのは、冷えきった石性の床。そして古びた鉄格子。こんな所に縛られていたら体中も痛むわけだ、と納得。ーーすると、
｢ーー目が覚めたか、幻の夜兎。｣
いつの間にか鉄格子の向こう側に立っていた大きな男。黄色の眼光が暗闇の中で異質に輝いていた。その瞳を見つめながら｢誰？｣と尋ねるが、相も変わらず声は出ず。
｢私は繆。“暁”の幹部だ。我等の提督が貴様をご所望だったのだ。｣
私の言いたい事を察したのか、繆と名乗った男が口を開いた。ーーと言っても包帯で覆われて見ることは出来ないけど。
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神威ラブの娘 - とってもいい話でした。泣けます。エロの部分があったけどいいです。 (2017年8月18日 23時) (
レス) id: 5309419c7f (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 沖蘭さん» 素敵なんて･･･！ありがとうございます！新作の方でもよろしくです！！！ (2017年2月5日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
沖蘭 - 素敵な作品ありがとうございました！本当にお疲れ様です。新作楽しみにしています！頑張って下さい！ (2017年2月5日 19時) (レス) id: 63d7861522 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - ヒナミさん» ありがとうございます！素敵なんて言ってもらえて本当に嬉しいです！ぜひ新作もお願いします！！ (2017年2月5日 16時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナミ - お疲れ様です！悲しく終わっちゃうのかな?って思ってたけど、良い形で終われて良かった。素敵な作品を有り難う御座いました！次の作品も楽しみにしてます。 (2017年2月5日 10時) (レス) id: de228d29c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルハ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bfd3c0329e2/
作成日時：2017年1月24日 20時
