東海のホワイトガール。2 (ページ3)

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｢握手してくださいっ！｣ 2 ページ3

視聴者side

目の前の2人が可愛すぎて思わず震える。

友達もとしみつくんを見て手がわなわなと震えている。

そんな私たちを見て、笑うAちゃんととしみつくん。

A｢めちゃくちゃ震えてるじゃん！そんなにとしみつ怖かった？｣

｢えっ、あ、ぇ｣

なんてことだ。

Aちゃんが私と私の友達の手を握っている。

何が起きている？？脳が追いつかない。

私と同じくらいの大きさで少し色白で綺麗な肌。すべすべ。

A｢私たちのファンだよね、きっと！白と緑の服着てくれてるのめちゃくちゃ嬉しいよ～｣

き、気づいてくれた。

もし会えたらのときを思って、わざわざ緑と白の服を引っ張り出して、友達と双子コーデとやらをしているのだ。

嬉しすぎる。最高か私の推し。

としみつ｢双子コーデ？いいやん｣

｢ふがぅ…｣

思ってなかった推しからの褒め言葉に死にかける友達。

A｢私、アンチ多めの方だからさぁ、私推しの人見つけるとすっごい嬉しいんよ！｣

キラキラの笑顔で言うAちゃん。眩しい。

確かにAちゃんは、女の子1人ということでアンチが他のメンバーより多い方だと思う。

何度も傷ついているだろうに、動画で体を張って頑張っている姿を見て、私はAちゃんが好きになった。

A｢私推しでいてくれてありがとね！！｣

掴んでいた手を離して笑顔で言ったAちゃん。その笑顔には偽りも嘘もない。純粋で可愛らしい笑顔だった。

Aちゃんはきっと、イベント等で自分推しを見つけるのが大好きなんだと思う。アンチが多くても自分の事を見てくれている人がいるから。

そして私と友達は一緒に言った。

｢｢Aちゃん！！｣｣

A｢ん、なに？｣

｢｢握手してくださいっ！｣｣

私たち2人が声を揃えてそう言うと、Aちゃんは目を見開いて輝かせた。

A｢もちろん！！！！｣

ぎゅっと握った手は少し暖かかくて優しさを感じる手だった。

【Twitter】

A【東海オンエア】@TO_SEJIRO

この前、私ととしみつ推しの子に握手求められたんだけど、超絶嬉しかったなあ。
また会おうね。

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｢やばい、Aちゃんが私たちのことツイートしてる｣

｢そんなん今から岡崎に行くしかないじゃん｣

｢それな、ほんと私の推し最高｣