個性持ち、異能持ち【ヒロアカ×文スト】 (ページ36)

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36P. ページ36

別にこの小説にオチとか特に無い予定だったのに始めてヒロアカを書いた喜びからか自然と轟君寄りになっていってる怖い
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「13号避難開始！学校に連絡試せ！センサーの対策も頭にある敵(ヴィラン)だ。電波系の個性(ヤツ)が妨害している可能性もある。上鳴おまえも個性で連絡試せ」

流石はプロヒーローと言ったところだろうか。指示が的確でなおかつ素早い。

「先生は！？一人で戦うんですか！？」

と、緑谷君が前に出て言う。

「あの数じゃいくら個性を消すって言っても！！イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は……」

おいヒーローオタク！スゲェよそこまできたら！本人より詳しい気がする！！

「……いやあの先生、何ですかねその視線は」

そしてさっきからイレイザーヘッドさんの視線が痛いの。助けて？

「……分かった。分かりました先生。どうせ太宰のポンコツがどっかいったから芥川の異能を消す人間がいない。要は私にあいつの相手をしろと！そう言いたいんだね！！」

無理だろ！！

「その通り」

ですよね！！私の意見無視ですよね、ありがとう！！

「緑谷、一芸だけじゃヒーローは務まらん」

13号！任せたぞ！とか言ってるけど私に芥川押し付けてる時点でさあ！！

「……皆、ちょっと……つーかめっちゃ離れて。どうせ芥川は最初から私しか狙ってない」

芥川がここに来たのはどうせ、武装探偵社の警備が薄くなり、最も油断していると考えて来たんだ。

先生に頼まれなくともあいつは私の元に来る。

「やだなあ……戦うの」

私に勝ち目は無いのにね。