個性持ち、異能持ち【ヒロアカ×文スト】 (ページ32)

今日:19 hit、昨日:24 hit、合計:1,009,171 hit

32P. ページ32

「いやおい武装探偵社の人にそれはヤバくねえか……？」

と、切島君が私に言った。

「大丈夫。武装探偵社唯一の汚点だから」

「大丈夫じゃねえよな！？」

ちょいちょいと手招きするのは太宰。
ん？何だ何だ。心中ならお断りですよ。

「どうした」

「いやね……私が呼び出されたのもマフィアが関係しているのだよ」

太宰曰く、昨日のマスコミの何か暴走には敵(ヴィラン)とマフィアが関係しているとか。

「……あ、昨日芥川居たわ」

「何故それを言わないんだ……」

「ごめんそばとうどんの仁義無き戦いを繰り広げていたから忘れてた」

「……とりあえず、気をつけた方がいいからね」

「ういっす」

話が終わったので逃げるように轟君の元に戻ります。え、何か13号と先生話してたから別にいいかなって。もういいよな。

「……何者なんだ？」

真顔で真剣に轟君に聞かれました。ああそうかこれ一部の人しか知らないんか。

「私これでも武装探偵社の社長の娘なんだよ」

そのせいでまあ色々大変だったりする。

それに個性と異能持ちとなれば当然マフィアも喉から手が出るくらいには欲しいって太宰が言ってた気がする。

要は立場的にも能力的にも警戒されてるし、狙われている。そういうことだ。

「何か……悪ぃな」

「え、何でなんで」

もしかして複雑な事情持ってるとか勘違いされてるマン？
いや正しいけど君が気にすることではないだろう。