個性持ち、異能持ち【ヒロアカ×文スト】 (ページ3)

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「ついでにそこの縮毛の君」

と、委員長(命名)が先程入口にて転けてた気弱少年(命名)に指を指す。

「先程からボソボソと……気が散る！！！物見遊山のつもりなら即刻雄英(ここ)から去りたまえ！」

すみません……と気弱少年が謝る。うーん、委員長ぐう正論なんだけどもうちょい言い方何とかなんないのかなあ。真面目なのはいい事だよ。

「オーケーオーケー。受験番号7111くんナイスなお便りサンクス！四種目の敵は0ポイント！そいつは言わばお邪魔虫！スーパーマリオブラザーズやったことあるか！？」

と、プレゼントマイクさんが説明を始める。
てかマリオ。任天堂に消されないか大丈夫か？

「あれのドッスンみたいなもんさ！各会場に一体！所狭しと大暴れしている「ギミック」よ！」

と、そこまでプレゼントマイクさんが説明すると、委員長は礼儀正しい感謝を述べて座席に座った。

避けて通るステージギミック。マジでゲームっぽいな。

「……ま、んなもん全て破壊すればいいんだけどさ」

私の呟いた言葉は周りの声によって掻き消された。
そう言えば私、質問しないといけないことがあったんだったわ。

「すいません。私からも質問いいですか？」

手を挙げながら立ち上がって、私はそう言った。