個性持ち、異能持ち【ヒロアカ×文スト】 (ページ2)

今日:8 hit、昨日:26 hit、合計:1,009,136 hit

2P. ページ2

「今日は俺のライヴにようこそー！！！エヴィバディセイヘイ！！！」

会場は静かだ。滑ったな。
あ、現在会場内にて、実技試験の説明を聞いています。

説明しているのは何とあのボイスヒーロー「プレゼント・マイク」。流石は雄英と言った所だろうか。

「こいつあシヴィー！！受験生のリスナー！実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ！アーユーレディ！？」

Yeah!とめっちゃ叫ぶプレゼントマイクさんだが、会場は相も変わらず静かだ。緊張しすぎな皆。
こんな空気じゃなかったら私は遠慮なく叫んでるよ。Yeah!って叫んでるよ。

「入試要項通り！リスナーにはこの後！十分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ！！持ち込みは自由！プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな！」

同校同士で協力させないってことか。中々考えてるやないか。まあ私同校の仲間居ないんだけどさ。

「演習場には「仮想敵(ヴィラン)」を"三種"・多数配置してあり、それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントを設けてある！」

プリントを見るとそこには何故か四種の敵が記載されている。何でや。

「各々なりの【個性】で「仮想敵」を"行動不能"にし、ポイントを稼ぐのが君達の目的だ！勿論、他人への攻撃等、アンチヒーローな行為はご法度だぜ！？」

妨害行為無しかよつまんね。

「質問よろしいでしょうか！？」

と、別の誰かの声が聞こえた。恐らく受験者の一人だろう。

「プリントには"四種"の敵が記載されております！誤載であれば、日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態！我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです！」

如何にも委員長とかに居そうなタイプだ。眼鏡掛けてるし。
とりあえず何を話しているのか分からなかったので私は何も言いません。

というかプロヒーローに対してそこまでハッキリ言えるの色々越えてカッコイイわある意味。