個性持ち、異能持ち。肆【ヒロアカ×文スト】 (ページ5)

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建物を蹴り上げて忍者のように飛びながら私は緑谷君の動きを見ていた。

骨折克服？いやでも、そう言えばヒーロー殺しと戦った時も対して反動とかは喰らってなかったな。

「100%の力を100%以下にしてるって感じかなあ？」

ますます強くなるじゃないか彼。
負けてらんないんだけど……うーん、身体だるい。

にしても、一週間でここまで変わるものなのかしら。職場体験って素晴スィ。

「みーどりーやーしょーねーん！！！」

「うわっ！？Aさん！！？」

「すんごいねェ！！骨折克服したのー！？」

跳躍のスピードと距離を縮めて出来るだけ緑谷君に近付く。細かい跳躍になればなるほど速くなる分、負担がかかる感じです。

「えっとまあ！そんなところかな！？」

「この程度で話して疲れる様じゃあ君はまだまだ甘いっ……て緑谷君んんん！！！？」

緑谷君落ちた！！私が喋ってる間に……いや私が喋りかけたからか！？！なんかごめん！！

「……死んでないことを祈る！！」

酷いって？知らんなそんなこと。

もちろんの事ながら緑谷君は最下位。私は一位。周りからゲス鬼姫という異名を付けられました。

鬼姫って何なん。ゲスって何なん。
みんなしてヒドイヨ！！！！