個性持ち、異能持ち。肆【ヒロアカ×文スト】 (ページ20)

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「変更とか聞いてないっす」

「言ってないからね」

あ、はい。ごもっともです。

「そもそも変更ってどゆことですか」

「それはね……」

よじよじ包帯使いながら相澤先生から降りる校長先生可愛い。
何か校長先生と私仲良さげに見えるけどあんまり話したことない。

「これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実践に近い教えを重視するのさ！」

あ、やな予感がする。

「というわけで……諸君らにはこれから、二人一組(チームアップ)でここにいる教師一人と戦闘を行ってもらう！」

はい詰んだ！！これまた私一人で戦うパティーン！！また敦と！？やだわ！！

「尚、ペアの組と対戦する今日師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度……諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから、発表してくぞ」

と、相澤先生が話す。モウヤダ。

「まず轟と、八百万がチームで、俺とだ」

うわ酷い。先生酷い。私が轟君と付き合ってるの知ってるくせに！！酷いわ！！別に気にしないけどさ！！

「そして緑谷と、爆豪」

うわ酷いチーム出来とるやん。

「デ……！？」

「かっ……！？」

デカくないよ。デカクナイ。

「福沢がチーム」

……おっと、空耳が。
二人一組だもんね。うんうん、きっと空耳だよ。

「おいコラ現実逃避すんな」

「え、え、だって、え？待って、二人一組……ですよね？ね？嘘だと言ってよマイティーチャー」

嘘だと言ってくれ頼む相澤先生。

「……もう一度言うぞ、緑谷、爆豪、福沢がチームだ」

「ウワァァァ！！｣

開いた口が塞がらないとはこのことだろうか。
轟君が哀れむような目でこっち見てる。慰めてよ。