個性持ち、異能持ち。肆【ヒロアカ×文スト】 (ページ12)

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昼食時間。私は轟君と緑谷君と飯田君とお茶子ちゃん、そして葉隠ちゃんに梅雨ちゃんと共にご飯を食べていた。

轟君は相変わらずざるそば。飽きねえなおい。
私は勿論ざるうどん。飽きないよこれ。

「ふふーはもふひゃふひょーはんひははへまはひゃんほははふへほ……(普通科目は授業範囲内からでまだなんとかなるけど……)｣

うどんを口いっぱいに詰め込んで話す。
すると轟君が私の頭にチョップした。

「いひゃい(痛い)」

「きちんと飲み込め。それから話せ」

「ふぁひ(はい)｣

もごもごと口を動かしながら私はうどんを飲み込んだ。

「……ん。で、普通科目は授業範囲内からでまたなんとかなるけど……問題は演習試験だよ。ってこと」

私がそういうと、轟君やみんなはああ……とでも言いたげな表情をする。

「確かに内容不透明で怖いね……」

「突飛なことはしないと思うがなあ」

と、緑谷君と飯田君は言う。

「今まで散々突飛なことしてきたけどね。主に相澤先生が」

体力テストで最下位の奴は除籍処分にすっぞとか、うん。意外と無かった。

「普通科目はまだなんとかなるんやな……」

と、お茶子ちゃん。どうやら勉強は苦手らしい。

「一学期でやったことの総合的内容」

「とだけしか教えてくれないんだもの、相澤先生」

「戦闘訓練と救助訓練。あとはほぼ基礎トレだよね」

と、葉隠ちゃん梅雨ちゃんお茶子ちゃんが言う。案外楽そうだけどね。

「試験勉強に加えて体力面でも万全に……あイタ！！」

緑谷君が喋っている間にゴツンと誰かの肘が彼の頭に直撃する。

「ああごめん。頭大きいから当たってしまった」

と、申し訳そうな様子も微塵も感じない謝罪を述べたのは………

「誰おま」

「B組の物間だよ！！ああそうかいA組はB組なんてこれっぽっちも目に入っていないんだねそうかそうかはははは！！！」

いやゴメンマジで誰おま状態なんだけど。