個性持ち、異能持ち。肆【ヒロアカ×文スト】 (ページ2)

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「俺ニュースとか見たけどさ、ヒーロー殺し、敵(ヴィラン)連合とも繋がってたんだろ？もしあんな恐ろしい奴がUSJ来てたらと思うとゾッとするよ」

せやな。怖いな。戦ったけど。

「でもさあ、確かに怖えけどさ、尾白、動画見た？アレ見ると一本気っつーか、執念っつーか、かっこよくね？とか思っちゃわね？」

と、上鳴君が言う。おい無神経。

「上鳴君……！」

「え？あっ……飯……ワリ！」

緑谷君の呼び掛けでようやく気付いたのか、手遅れなその口を塞ぐ上鳴君。

「いや……いいさ。確かに信念の男ではあった……クールだと思う人がいるのも、わかる」

「ただ奴は信念の果てに"粛清"という手段を選んだ。どんな考えを持とうともそこだけは間違いなんだ」

と、飯田君は述べる。アンタ本当に大人だねえ(叔母ちゃん目線)

「俺のような者をこれ以上出さぬ為にも！！改めてヒーローへの道をおれは歩む！！！」

ビシッと腕を伸ばす飯田君。

「かっけえええええええ！！！飯田君かっけえええええ！！！」

そして無駄に興奮する私。
心做しか周りから可哀想なものを見るような目で見られた気がする。

「A君ありがとう！！さァそろそろ始業だ席につきたまえ！！」

「さーいえっさー！！！！」

めっちゃ最高に輝いてるよ飯田君！！