幼馴染のふっか (ページ24)

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「そうだ、不審者捕まったんだって！」

目「まじっすか？よかったです」

「だからもう帰り1人でも大丈夫だよ！」

目「…いやでも」

「そうゆう約束だったじゃん？だから大丈夫！」

目「……わかりました」

バイト先に着いて休憩室に入ると先に着替えた目黒くんがいたので挨拶をした後にそう伝えた

「ほら早く行きな、私も着替えたらすぐ行くから」

目「はい…」

少し寂しげな表情をした目黒くんをホールに向かわせると自分も制服に着替えて後を追った

バタバタと接客に追われているとカランコロンと入店を知らせるベルが聞こえたので出入り口に向かった

「いらっしゃいませ、何名様…」

深「まじか…」

まさかの入店してきたのはふっかと彼女の美久ちゃん

美「2名です！」

「あ、えっと…2名様ですね、た、ただいまご案内」

目「浅倉さん、あっちの注文取りに行ってもらっていいですか？俺ご案内するんで」

動揺してメニューを取る手が震えていたら目黒くんがちょうどやってきて交代してくれた

「あ、ありがとう…」

目「ご案内しますこちらどうぞ」

ふっかは目黒くんを見た後に私にまた視線を向けてきた

その顔はどこか申し訳なさそうなバツが悪そうな顔をしていた

ほら、やっぱり

こうしてふっかは教えなくたって現れるんだから