カントリーロード ページ14
岩本サイド
松「どう、、したの？みんな、、」
思わず聞き惚れていた自分たちがいたことに雪斗の言葉でハッとした
阿部がDVDを止めながら聞いた
阿「雪斗、歌うの好き、、？」
松「、、、うん、、歌うと、、、苦しいの少し落ち着く、、から、、」
佐「もう少しゆきの歌、聞きたいっていったらやだ？」
もう一回あの歌声を聴きたいと思ったのは俺だけではなかった
みんなそうで、期待の眼差しを雪斗に向けていた
佐「難しかったら、大丈夫、、」
佐久間が断ろうとした時雪斗が小さく歌い出した
雪斗が歌った歌は「カントリーロード」
何度も歌い慣れたものなのか、最初は恐る恐る小さい声だったけど
次第に大きく笑顔で歌っているその姿に
一粒涙が溢れた
誰かの歌声を聞いて自然と涙が溢れたのは初めてで
歌声も、雪斗自身も何もかもが美しかった
儚くて、美しくて、雪斗の声で一瞬で空気が変わったのだ
松「帰りたーい、、帰れなーい、、さよならー、、カントリーロード、、」
歌い終わると雪斗は恥ずかしそうに
松「この曲、小さい頃から歌ってる、、一番好きな歌」
と呟いた
初めてダンスをした日もそう、雪斗は俺らをすぐに置いていってしまう
元々持っているものが天才なんだ
うまく喋ることができないだけで
俺らなんかよりずっと上をいる天才だ
ジャニーさんはきっと雪斗のこの部分をとっくに見抜いていて
それでジャニーズにと言っていたんだな
松「、、ごめんなさい、、下手くそだったよね、、」
岩「いや、聞き惚れちゃって、」
渡「鳥肌やばかった、、」
佐「ほんとに初めての感覚でさ、うまいとかそうゆう次元じゃないっていうか、、」
深「また聞かせてほしい」
俺らの言葉に雪斗は微笑んだ
松「うん、、、みんなとも、、、一緒に歌える日、、、きたらいいな、、、」
雪斗の歌声を聞き
俺らと雪斗が一緒にステージに立っている場面を想像せずにはいられなかった
想像の中のスポットライトに照らされる雪斗は眩しくて美しくて、、、
今にも消えてしまいそうだった
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お芋(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです！これからも作品をよろしくお願いします！ (2021年9月3日 0時) (
レス) id: e45b924304 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 楽しく拝見させていただいております。大変だと思いますが頑張ってください。応援しております。 (2021年9月2日 20時) (レス) id: 761c21ee7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お芋
| 作成日時：2021年8月27日 15時
