君の声が聞きたい (ページ7)

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頷きページ7

阿部サイド

佐「雪斗っていい名前だよなぁ〜ほら、俺らもSnowManで、雪だし！あ、ゆきって呼んでいい！？」

俺と佐久間の間にいる雪斗くんはずっと表情を変えることなく、喋り続ける佐久間の話を聞いて時折頷く仕草を見せていた

阿「雪斗くん、歳はいくつ？」

聞いた後に、うまく言葉が出ないことを思い出して、困った質問をしてしまったと思った

案の定、雪斗くんは目を泳がせ返答に困っているようだった

佐「あ、じゃあ俺当てるわ！だから、当たったら頷いて！」

その言葉にコクッと頷いた雪斗くんを見て起点の効いた佐久間の提案に昨日佐久間が言っていたことを思い出した

佐「俺もさ、小さい頃あんまり話せなくて人見知りで目立つ事もしたくなかったから、なんとなくだけど雪斗くんの気持ちわかってあげられる気がするんだよね」

そのうち、雪斗くんが俺みたいにうるさくなったらどうする！？と言われた時は返事を渋ったけど

佐久間の存在は雪斗くんには大きいものになるかもしれないと漠然と感じた