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涙 ページ25
宮舘サイド
仕事の都合上、雪斗の病室に残ることができたのは俺と佐久間と翔太だけだった
いつのまにか病室で眠ってしまい、窓から入る光で目を覚ました
雪斗が横に寝ている佐久間を見ながら一粒の涙を流している姿が目に入った
宮「、、雪斗？」
佐「ん、、ゆきおきた！？」
渡「ハッ、、やべ寝てた、」
俺らの姿を確認した雪斗は顔を歪め大量の涙を流した
小さく苦しそうにたまにえづきながら泣く雪斗の姿は子供そのもので
佐久間が「大丈夫、俺らここにいるから」と雪斗の涙を拭いながら抱きしめる
雪斗の背中をゆっくりとさすりながら、俺は雪斗に、こんなに小さな背中に何ができるのだろう
考えても考えても
ただそばにいてあげる
それしか思いつかなかった
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作者名：お芋
| 作成日時：2021年8月26日 13時
