謝りたい ページ3
滝「それで雪斗は今、ひとりぼっちなんだ」
深「ひとりぼっちって、、親とか、」
滝「プライベートな話だから俺からその辺の事情はあんまり話せないけど、、雪斗と話をしてあげて欲しい。そしていずれかSnow Manのメンバーとして活躍できたらと思う」
佐「その、彼の事情はいまいちまだわかんないんですけど、なんでメンバーに、、?」
滝「雪斗の歌声、、、あんなの聞いたら絶対お前らも納得すると思う」
滝沢くんのまっすぐな声はまだ彼の歌声を聞いていないのに説得力があった
その後少しだけ話を聞き、また明日連れてくるからと滝沢くんが部屋を出て行くと、さっきは口々に意見を言っていたメンバーみんな口を閉ざした
その沈黙を破ったのは翔太だった
渡「なぁ、さっき言ってた場面、、」
阿「場面緘黙症?」
渡「そう、それってさ、話したくないわけじゃなくて話せないの、、?」
阿「俺も詳しい症状はわからないからちょっと検索かけてみる」
阿部ちゃんが携帯を取り出し場面緘黙症の文字を打った
阿「言語を話す能力はあるけど、学校とかそうゆう特定の場所では喋れなくなってしまう、、、だから話したくてもうまく言葉にできなくなってしまうって感じだね」
渡「さっきもさ、もしかしたら喋ろうとしてたのかな、だとしたら俺めちゃくちゃひどいこと言った」
翔太がさっき彼にかけた言葉に対する反応
きっと彼の症状を知らない誰かに今まで散々言われてきた言葉だったのかもしれない
渡「俺あやまんねーと」
深「明日、きてくれんのかな」
岩「どうゆう経緯とかなんで俺らとか、なんかよくわかんねーけど、、そうゆうの除いて、俺はもっと知りたいって思った」
宮「俺も、照と同じ。」
阿「、、、、難しいけど俺らに出来ることがあるならしてあげたい」
佐「俺は昔の俺と重ねちゃった」
小さい頃の俺は人前で話すのも目立つのも苦手で、彼を見た時どこかで俺と似てると思った
深「とりあえず、俺らなりに何ができるか考えよう」
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作者名:お芋 | 作成日時:2021年8月26日 13時