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「本当に有り得ない……。」
Aの機嫌を損ねました。
なんで？Aが誰にでも優しいのが悪いのに……。
まあ、そんな所も好きだけど。
「なぁ。Aー？」
「あ、着いたよ。行くよ？」
え……無視？地味に傷ついたわ。
スタスタと水族館へ歩いていく彼女。
海の生物見て、何が楽しいんだか……。
・・・
「わぁ！やべー！きれー！ね、あっち行こ？」
「はいはい」
水族館に入った瞬間、テンションMAXになったな……。
こんな魚より、Aを眺めてる方が楽しいし……。
「あー！！イルカショー！！薫、早く！！」
「ちょっ、早いって」
まぁ、Aの笑った顔見れるならいっか。
あー、写真撮りたい。または、抱きしめたい。
罰金とかペナルティとか……関係ないし。
パシャ
「やばいなぁ。俺……。」
自覚はしてる。でも、俺の彼女が可愛すぎるんだよ……。うん。
・・・
「では、次はスペシャルゲストを呼びましょう。
んー、後ろから２列目の背が高い彼氏さんと彼女さん……前へ！」
おっ！俺じゃん。わー、うれしー。
俺の彼女は口をパクパクさせて、『私？』と驚いた顔をしてる。
分かりやすい顔だな。
「ほら、A行くぞ？」
「えっ……私！？」
「俺の彼女だろ？」
サラッと手を握り、Aとステージの方へ行く。
やっぱ、ペナルティとか怖くねーな。こういう時、手を繋げるし♪
「では、2人には手を三回叩いてもらいます。
それと同時にイルカのクーちゃんが空高く飛び上がります！
では、お願いします！」
「せ、せーの……」
彼女の合図で手を叩く。
パンｯ
パンｯ
パンｯ
静まり返るイルカショーに響く音。
それと同時に、イルカが高く飛び上がる。
目の前にいた俺らはびちょびちょ。
ハッ！Aの服が透けてるのでは！！
「ふっ……貴様、私の服が透けてる事を期待しただろう？」
「なっ！？」
「ざんねーん！イルカショーでの水浴び防止のためのビニール袋は必需品！」
ビニール袋か……。
Aが持ってるあのビニール袋欲しいな。
「え……えっと、ありがとうございました。
見事にクーちゃんが華麗に飛んでくれました。
皆さん、拍手〜」
これにて、イルカショーは終了した。
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なるかみゅ(プロフ) - スイさん» 最後まで観覧ありがとうございます(T^T)そうですねぇ〜ヤンデレ旦那さんも悪くない……なんて(ｹﾞﾍﾍ そう言ってもらえ、嬉しい限りです！ありがとうございます(*´∀｀) (2017年10月21日 19時) (
レス) id: b246c629d3 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 最初から最後までめっちゃきゅんきゅんでした！ヤンデレ彼氏からヤンデレ旦那さんになるのかな…(( すごく素敵な作品でした！面白かったです！！ (2017年10月21日 18時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
なるかみゅ(プロフ) - キャットさん» 最後まで観覧ありがとうございました( ; _ ; )面白いなんて……嬉しい限りです！頑張りますねd('∀'*) (2017年8月12日 21時) (レス) id: b246c629d3 (このIDを非表示/違反報告)
キャット - すごく面白くてずっと見ていましたwwこれからも頑張ってください！！ (2017年8月12日 19時) (レス) id: 7871047e7e (このIDを非表示/違反報告)
なるかみゅ(プロフ) - ラウルさん» 本当ですか！？ありがとうございます( ; _ ; ) 2章では、ほとんどヤンデレシーンないんですよねwすみません。これからも頑張ります(*^^*) (2017年7月30日 12時) (レス) id: b246c629d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なるかみゅ | 作成日時：2017年7月24日 19時
