わたしの彼氏とわたしのお兄ちゃん (ページ13)

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A「龍我起きた？」

龍我「起きた～眠い～。妹が叩き起こしにきて、本気で叩くから結構痛かった」

A「10歳下の妹に起こされるってどういうこと？」

龍我「今日、早朝保育かららしくてみんな早起きでさー」

朝から龍我と電話。

実は昨日の夜も電話をしてて
電話を切らずに寝てしまったから
起きてそのまままた電話。

龍我「あ！A手袋ね！」

A「もう準備してあるよ」

龍我「さっすが～」

母『A！雄登起こしておりてきて』

龍我「那須まだ寝てるの？」

A「起きてるけど、今日小テストあるって言ってたし勉強してるんだと思う」

龍我「朝から！？すご！」

『にいに行こ！』

龍我「待って、…Aごめん！妹連れて下降りるわ」

A「わたしもにいちゃん呼んでくる」

龍我「じゃあまた後でね」

電話越しに聞こえる
妹ちゃんの声はまだ幼くて
とってもかわいい。

それに比べて…。

A「にいちゃん、朝ごはん」

雄登「やべぇ覚えれない」

A「寝癖ついてるよ」

雄登「嘘！？」

まぁこっちもこっちで
かわいいんだけどね…。