家に帰ると奇術師と暗殺者がババ抜きしていた件について

5.くーる…きっとくる… ページ5

仕事シーンはカットよ！カットォ！！！！



「じゃ、お疲れ様でしたー」



さっさと買い物して逃げようそうしよう



「Aーーーー！！！！！！
どぉこいくのおおおおおおお！！！！！
今日こそ鬼ごっこしよおおよおおお！！！」



「げっ！ルナっ！！！
今日は外せない用事があるの！！
じゃあね！！！！！！」



ああああ見つかったぁぁぁあ！！！！

そうです。こいつが例の女の子です。

こいつに捕まったら最後

気絶するまで遊び倒さなければならないっ！

もしくは仕事の１時間前まで…

１週間休みとったら

何処でもいつでも遊んでやるって言ってるのに

待てないんだからこの子は！！！！



「どこいくのおおおおまってええええ」



ひぃっ！！！！

クソ重いリュック背負いながら走ってくる

あいつが怖すぎる件

何入ってんのか知らないけど

あいつのリュック10kgあったんだよね

え？いっつもどうやって逃げてるかって？？

そんなもんゴリ押しですよ



「今度構ってあげるからっ！」



そうルナに声をかけ路地裏に入っていく

足がかかれば登れるんですわぁ

って感じで壁をつたい屋根に登る

こいつのせいで無駄にこんな事出来るように

なったんだ…HAHAHA…



「あぁーー！！わかったぁ！
鬼ごっこだね！！いいよ！３０秒数えるね！」



「違うわぼけっ！！！！！」



そしてこいつは絶対に数えないので思いっきり

屋根を走って飛んで逃げまくる



「１から３０ぅぅぅうううう！！！！
いっくよおおおおお！！！！！！」



ほらね？数百は離れてるのに聞こえる声

さっさと服買って帰らなきゃ

遠くからAーーーどこおおおお！！！！

なんて聞こえない聞こえない

２人の服のサイズは聞いてあるので

適当に買って帰る。

ルナはとうの昔に撒きました

ルナから逃げるためだけに

ここらの地形知り尽くして

ジムやらなんやらで鍛えてんだから…



「はぁ…ただいま我が家……」



ぴんぽーんとチャイムを鳴らす



「おかえりA♦例の女の子って…
アレのことかい？」



ヒソカの指差す方向にいたのは

イルミの腕の中で幸せそうに座るルナの姿だった

その横には破壊された窓とガラスの破片が

散らばっているではありませんか…



「何度窓ガラスを割るなと言ったらわかるんだ
ボケナスがぁ！！！！」



思いっきり蹴飛ばされたルナは

逆の窓ガラスを突き破って飛んでいく



がっしゃぁーーーーーん！！！



「あいむそーりーひげそーりー」

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