家に帰ると奇術師と暗殺者がババ抜きしていた件について

25.嫌な予感 ページ26

結局、行く事になりました…()



「ふっふーん♪楽しみだなぁ！
来てくれた人全員にミニクトゥルフストラップ
プレゼントだってっ！！めっちゃ欲しいっ！！」



そう言ってルナはスキップしてる

はぁ…能天気な奴め

ヒソカはチラシを見てたりとか

イルミはルナのお守りしたりとかで

みんな自由やなぁ…(遠い目

私？私は…嫌な予感と戦ってるよ…ははは…



「Aは楽しみじゃないのかい？♦
浮かない顔…だけじゃなく
顔色も悪いじゃないか…ダイジョウブ？❤」



「ヒソカ…
楽しみじゃないわけじゃないんだけどさぁー
私も好きだよ？これ。
ただねぇ…嫌な予感がするというか…w」



「嫌な予感ねぇ…♣」



ヒソカはニヤニヤ笑っている



「…楽しそうでなによりだわ」



嫌な感じはなくならないまま

クトゥルフパークに着いてしまった

これからどうなることやら

何もないことを祈りましょうかね

受付に着くと嫌に綺麗なおねーさんがいた



「いあいあくとぅるふふたぐん！
４名様ですね！こんにちは！
クトゥルフパークへようこそっ！
冒涜な世界を心ゆくまで
ごゆるりとお楽しみください！！」



「いあいあくとぅるふふたぐんーっ！！
ありがとうおねーさん！
料金はいくらですかー！？」



ルナが食い気味でおねーさんに絡んでく

それでもおねーさんは笑顔を崩さず



「料金は必要ありません。
ささ、どうぞどうぞ。」



「まじ！！お金いらないんだってイルミ！
ほら！みんなれっつごおおおおお！！！」



「ちょ、引っ張んないでよ。」



ルナ！？タダより怖いものはないって

知らないのかあの脳筋はっ！

行くっきゃねえなああ！！なんとかなるっ！



「ヒソカ、行こ。」



「怖いなら手でも繋ぐかい？
恋人みたいに❤」



繋ぐわけねぇーだろ！！と言いたいところだけど

結構真面目に怖いんだよね

あのおねーさんからも不気味なものを感じるし

ヒソカから差し出された手をしっかりと握る



「…！！❤」



「な、なに若干頰赤らめてんのっ！！
私も恥ずかしいんだから早くいくよっ！」



「はいはい❤」



ヒソカを引っ張る形で歩き出す

後ろは一切振り返らずに

否、振り返ることが出来なかった

後ろから僅かに聞こえた声のせいで









.









.









「お代は貴方達の命ですから…❤」




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クトゥルフTRPGという
ゲームのネタを使用しています

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