家に帰ると奇術師と暗殺者がババ抜きしていた件について

15.水見式 ページ15

ルナはワックワクです！！って感じで

ビール缶に手を添える

私たちは木の上で見てます。

え、だって何が起こるかわかんないんだもん



「ルナ、いっきまーすっ！！！」



そう言って、ビール缶に念を込める

ドォン！！！という水には思えない音と共に

オレンジ色の水が掘り当てた温泉のように

溢れ出る。っていうかもうかめ◯め波レベル



「うわぁっ！やっばっいねぇ！！！！」



本人はきゃっきゃとテンションマックスで

さらに念を込める。あーあビール缶変形しちゃった

イルミがもういいと止めたがすでに遅し

あたりは池と化しました(白目)



「ねぇねぇどうだった！！」



「ルナは強化系と放出系が強いね」



イルミはそう言ってルナの頭を撫でる



「単純で大雑把…♦」



「まんまルナじゃん！！！」



池では出来ないやん(白目)って事で

またまた移動。

ビチャビチャ気持ち悪いbyルナ



「さぁ！私にターン！ドロー！！！」



ビール缶に念を込める

おや？葉っぱから水がにょろっと出てきたと思うと

水はどんどん形を作っていき

ピキピキと氷に変化して生きながら

一本の大きな柳の木になった

氷で出来てるからすごく幻想的



「え、綺麗やん」



「わぁー！すごーい！！」



そう言ってルナは近づいていって

触ったりしてきゃー冷たぁーい！とか騒いでる

あ、折った。なにを思ったのか食べたんだけど！？



「ちょっ！なに食ってんの！？w」



「あまぁーい！！！！！！
優しい甘さしてるっ！！！飴細工っ！」



そう言って氷の木に張り付いて

ガジガジ噛り付いてる。コアラかな？？？()



「味が変わってるってことは変化系？
でも、この氷はなんじゃらほい？？」



「んー…特質系じゃないかな♦」



どうやら私は特質系のようです( ･´ｰ･｀) ﾄﾞﾔｯ

あ、イルミも食べてる←

木はルナが全部食べて片付けてくれました←

今日はもう遅いから明日にしようってことで

キャンプ地に戻って寝ることになったけど

ルナがみんなが寝静まった頃に覚醒して

森で騒ぎまくってイルミにこってりと

叱られたのは言うまでもないだろう


カモをしっかり握りしめていたそうです((



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ルナの念はもう察しだよね。うん

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