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土曜日はあっという間に来て。
「あ！のんちゃん！」
待ち合わせの駅でのんちゃんを見つける。
「ごめんね〜遅くなった」
『全然待ってへんよ。ほな、行こか』
のんちゃんみたいな人が彼氏だったら、きっと彼女さんは幸せ者なんだろうな。
「うん！行こ！」
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「何にしようかなぁ」
メニューを見ながら、のんちゃんに質問してみる。
『そやなぁ。ここ、全部が神ってるから』
「ふふっ、何それ」
もうっ、のんちゃんったら
そう言った途端、『A』とのんちゃんが言った。
その声は、おふざけとはかけ離れた低いトーンで。
顔も、どこか儚い。
「ん？なーに」
『嘘、ついているやろ』
「へ？」
『Aは、はまちゃんが好きなんやろ？』
「……どうして」
『やっぱり』
ふわっと優しく口角を上げたのんちゃんは、私より全然大人。
「わかんないよ」
『…どうして？』
「元々はSNSでのやり取りで、それが芸能人で。フォロワーさんが、有名人だったなんて」
『そりゃあ、誰でも悩むよな』
「好きになっていいのか、わかんない」
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涙が、零れそう。
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ぷむに(プロフ) - 林檎さん» わぁぁぁ！すっごいやる気出ます！ありがとうございます！ (2021年1月11日 16時) (
レス) id: cbc656dd8c (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ぜひとも続き読みたいです！待ってます！ (2020年11月7日 2時) (レス) id: 971f641812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷむに | 作成日時：2020年5月15日 18時
