100年先でも ページ46
『ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...』
無「…雪奈、大丈夫?」
『うん…大丈夫…』
私の中で何かが壊れる音がする。もう寿命だと察した。
『ねぇ…無一郎。』
無「どうしたの?」
私の頭を撫でてくれるこの大きな手が好きだ
私に微笑んでくれるその優しい目が好きだ
好きな物には目がなくて、
私のふろふき大根が好きだと笑うあなたが好きだ
全部全部大好きだ
『もし、輪廻転生があるのだとしたら…
来世ではまたあなたのそばに居たいです。』
無「当たり前でしょ。
俺の隣にいていいのは雪奈だけだよ。」
私はその返答に満足気に笑うと、言った
『愛してる。…先に逝くね。待ってるから』
無「ッ…うん…待ってて。俺もすぐいくから。」
『…ふふ、慌てなくていいよ。ゆっくり来てね。』
無一郎の目から涙があふれる。そして、笑った。
無「迎えに行く」ニコ
『…うん。』ニコ
私はゆっくりと…目を閉じた。
ー来世でも貴方に逢えると信じてー
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時