友人と鬼滅の世界に転生したのでそれぞれの推しを守ります【時透無一郎】 【煉獄杏寿郎】

仇〜（優華）side〜 ページ33

し｢姉の仇が別の形ですが取れて良かったです。｣

童磨は消えた。ありがとうとお礼を言うしのぶ。
あぁよかった。生きている。しのぶが目の前にいる。

｢いいんだよ。あぁ…そうだ。伊之助…。｣

本来の原作では伊之助の母親琴葉さんの話を童磨が
するはずだった。でも、今回私が先に先手を
打ってしまったせいで、その事実を彼は知らない…。

伊｢ん？なんだよ！！｣
｢あのね、よく聞いて欲しい。｣

そう言って伊之助の母親があの鬼に殺されてた事も、
伊之助を守るための行動だったことも全て伝えた。

伊｢俺は信じないぞ。｣
｢伊之助…。｣
伊｢…っ俺は…信じない…からな…！！！！｣

伊之助は何かを思い出したのか泣き出した。

伊｢全部…全部思い出しちまったじゃねぇかよ！！
…しのぶはかぁちゃんに似てるんだ…。｣
し｢何故それを優華さんが知っているんですか？｣
｢まだそれは言えない。｣

雪奈と考えた作戦はまだ実行中。だから言えない。

し｢…分かりました。いつか、言ってくださいね？｣
そんな時鴉が言い渡っていった。
鴉｢竈門炭治郎、冨岡義勇、上弦の参撃破ー！！｣
し｢あの二人も無事なんですね！
私達も急ぎましょう！｣
私たちは頷いて走った。
今のところ、作戦は順調だ…。

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