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上弦の弍〜(優華)side〜 ページ32

一方優華は…。



「…はっ!ここか!!!」

部屋の中に入るとそこにはしのぶと宇髄さん。
しのぶが1人の時よりはマシだが、2人とも
少しぼろぼろだった。2人はこちらを見る。

宇「神楽宮!!!」
し「優華さん!」
「2人とも、よく耐えてくれてた!!」
童「ふーん?1人増えた。君はだーれ?」
「言うわけないじゃん」

私はしのぶに耳打ちする

し「!!!」

しのぶににっこり微笑んでから童磨を睨んだ

「無の呼吸 弍の型 無き世」
童「?!(こ、これは…目眩が…。)」

これは私が半天狗と戦った時に出来た呼吸の1つ。
無き世。死後の世界に閉じ込めるもの。
この隙に首を跳ねられる。
こいつに聞くか分からないけど、
時間稼ぎにはなるでしょ。
私はすぐ地面を蹴って走り、童磨に近付いた。
相手は幻覚を見てる。目がガン開きだから分かりやすい。

童「はは…カナエちゃんだ。それに琴葉ちゃんだ。
久しぶりだねぇ。ん?怖がらないでよ〜。」
し「!!」

カナエって…しのぶの姉の名前だ。

童「…え?なんで?」

童「君は相変わらず優しくて甘いねぇ。そして
妹思いだ。いいと思うよ。うんうん。」ニコニコ

し「こいつは…なぜ姉さんとずっと話してるのでしょう?
ほんとに腹が立ちます…姉さんを…!!」
「しのぶ、これで毒は回る。あいつは死.ぬ。」
でも、とさらに続ける。
カナヲと伊之助が部屋に来ていた。でも構わず続けた。

「最後の首をはねるのは、しのぶにやって欲しい。」
し「…いいのですか?」
宇「俺は派手にいいと思うぜ。
お前の姉さんを殺.したんだ。胡蝶にはその権利がある。」
カ「わ、私も…しは、しのぶ姉さんがいいと思う…!」
伊「早くしねぇとこいつ正気に戻るぞ!」

今もカナエさんと琴葉さんと話をしてる童磨。
その顔は笑ってるけども、どこか不気味で…。

し「…童磨…私はあなたが憎い。
私の最愛の姉を殺.されたあの日からずっとッ!
仇はここでとらせてもらいます。」
しのぶは普段刀は振れない。けど、
油断したこいつならと、カナヲの刀を借りて、
両手で童磨の首を切り落とした。

童「ふふ…。…は?」
童「…なんで俺の頚が切れてるの?」
「お前の負けだ。」
童「ふざけんないでよねってあれ…俺の扇がない!」
「ごめん、回収しちゃった。」

私は最初からこいつの扇を取っておいたので
勝ち目はこいつにない。

部屋は童磨の叫び声で響き渡った。

仇〜(優華)side〜→←作者から



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時

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