2人で甘味処Part2 ページ26
雛「天元様、雪奈さんがお越しです。」
天「おぉ、入ってこい」
雛鶴さんは一度私にぺこりと会釈をすると、
ニコリと笑って去っていった。
『天元さぁん』
天「お前が来るなんて派手に珍しいな?」
『あのね〜…』
天「お前…そんなこと聞くために
俺の所にわざわざ来たのか?」
と、全部聞いたら呆れたように天元が言った。
『そ、そんなことって何!重要だよ!!』
天「そんなん一緒に甘味処でも行かないかって
言えばいいんだよ。回りくどく言う必要ないだろ?」
…確かに…?
『じゃあ…ちと頑張ってみる。
ありがとう。天元さん!!!』
そう言うとニッコリ微笑んで私の頭を撫でた。
天「おう、お前ならあの時透なんて簡単に落とせるさ」
『落とす…って言うのはよく分からないけど
とにかく頑張って誘ってみるよ!!』
私の事この男は妹かなにかと思っているのか…?
ずっと微笑んで撫でてきやがって…身長高いからって
調子に乗るなよ。色男め。
雛鶴さん達に玄関まで送ってもらった。
雛「また来てくださいね」
ま「雪奈さんのこと天元様妹の様に思ってて。
雪奈さんの話になるとすっごい喋るんですから!」
須「うんうん!私たちも雪奈さんと仲良くしたいし!」
この3人はどこまで可愛いんだろうか。
『ありがとうございます!
私も仲良くしたいのでまた来ますね!あと、天元さんに
あんまり妹扱いするなと、私も結構いい身長まで
いってるんですから!』
3「「「(胸張ってるけどまだまだ小さい方…
まぁ可愛いからいいかぁ)」」」
私は3人に別れを告げて、無一郎の屋敷へ足を運んだ。
銀「あら!雪奈じゃないノ!!」
『銀子だ!!無一郎いるかな?」
銀「いるワヨ!!」
銀子に案内してもらう。庭で鍛錬してる無一郎。
銀子に礼を言って無一郎に声をかけた。
『無一郎。』
無「…!雪奈!!どうしたの?寂しくなった?」
意地悪く笑って聞いてくる無一郎。
『べ、別にぃ?あ、あのさ、無一郎…。
明日、もし時間あったら甘味処に一緒にいかない?//』
無「…いいよ」
『ほんとに?!やったぁぁぁ!!』
無「ふっそんな喜ぶ?俺が断ると思ってた?」
『忙しいかなって…』
無「雪奈の為なら暇にできるよ。いつだってね」
神里雪奈!!!
でぇとの誘い、成功しました!!!
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時