無一郎の話 ページ17
『…?!!』
しのぶから言われたその2日後、本当に
無一郎はやってきた。そこまではいい。
『〜!!///(なんで手を握って寝てるの!)』
私が寝てる間に来てたんだ…びっくりした…。
手、暖かいな。まつ毛長いな…。
無「…スゥスゥ」
寝顔も綺麗だなぁ…。整ってる、整いすぎてる…。
サラリと髪の毛を触ると、
無一郎と目が合った。
『?!!!!///』
無「俺の髪の毛触って何したいの」
『か、髪サラサラだなぁって…おはよう。』
無「寝坊助」
『アイテッ!!痛いよ!』
無一郎にデコピンされた。結構痛い。
無「雪奈、話があるって言ったよね?」
『…うん。どうしたの?』
や、やっぱあの時嫌われてたみたいな?
い、嫌だなぁ…。どんな内容だろう…。
無「あの時刀鍛冶の里で、酷いこと言ってごめん」
『…へ?』
無「俺ね、記憶が全部戻ったんだ。自分の過去も。
俺、あの刀鍛冶の子…小鉄と雪奈、皆に
酷いことを言ってしまった。」
『記憶…戻ったんだ。良かった…。私怒ってないよ?
傷付きはしたけど、でもそんな事で無一郎を
嫌いになんてならない!!』
なる理由がないと呟く
無「俺の過去聞いてくれる?」
『もちろんだよ』
有一郎のこと、家で鬼に襲われたことを
ポツポツと無一郎は話した。
時々泣きそうになりながら、ちゃんと伝えてくれた。
『そっかぁ…辛かったね…』
無「俺…何も分かってなかった。
兄さんは本当に優しい人だったのに…。」ポロポロ
『…多分、無一郎のお兄さん何も思ってないと思うよ。
無一郎のことが大好きだったと思うの。
お兄さんは怒ったりなんてしないよ。
泣くなって言うかもだけど、ね。』
無「…そうかもね。」ニコ
『話してくれてありがとう!』
無「よし、それからもう1つ話したいことがあるんだ。」
『?』
無「1回しか言わないから聞いてね」
無一郎は真っ直ぐ私を見て言う。
無「俺雪奈が好きだよ。」
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時