友人と鬼滅の世界に転生したのでそれぞれの推しを守ります【時透無一郎】 【煉獄杏寿郎】

刀鍛冶編 玖 ページ15

玉「つまらない命…」
無「…！！！」

私はその言葉を聞いてから、
段々意識が遠のいてしまった。
私毒の耐性ないんだ、皆無か…。
終わったら宇髄さんから訓練でも受けようか…。
そんなこと考えてる暇は無いのに
何馬鹿なこと考えてるんだろう。

『(毒の巡りを…少しでも遅らせないと…)』
声が聞こえない。何を…言っているんだろう。
斬りかかりにいく無一郎を見て、私は瞳を閉じた。


















『…っ…』
無「…！雪奈！雪奈しっかりして！」
無一郎…？私毒が体に回ったんだった…。
『無一郎…ごめんね。』
無「いや、"俺"こそごめん。もう大丈夫だよ。」
え()俺？僕じゃなくなってるぅ？！
無一郎、傷だらけだ…。って…。
『私どのくらい気を失ってた？！』
無「…全てが終わるくらい」
めっちゃ寝てたんですね？！全てが終わるって
どこからどこまでのこと！！
無「…向こうで優華が怪我して寝てる。
行ってきなよ。後で俺も話あるから来て？」
『分かった』
まだだるい体を起こす。ゆっくり歩み寄る。
『う、嘘…優華…？』

そこに居たのは傷だらけで痛々しい優華だった。
半天狗との戦い…やっぱり強かったんだな…。

隠｢雪柱さま、貴方もまだ毒が体に残ってるんです。
外面的な怪我は多くはありませんが、
内面に毒が…。横になってください。｣
『ね、禰豆子が毒を消してくれたんじゃ…？』
隠｢消していません。貴方は今自分の状態を
無視して立ってるんです！
とにかく横になって！！早く！！｣
なんか後半口調荒くね？てっきり消してくれたと
思ってたから…。少しびっくり。
『分かった…』
あ、眠い。寝れるわ。無一郎、後で…話聞くね。
私はまた眠りについて目が覚めた時には蝶屋敷にいた。

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