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トラブル ページ8

皆が少しずつ慣れてきた頃
今日もまたいつも通り準備をしていた
愛香ちゃんと水を運んでグラウンドに行くと
ちょうど始まるところだった

よかった、間に合った
あとはこれを綾音のいるところまで運べばっ

トン!

(A)あっ!

ドサ!!

(愛香)きゃっ!

痛い…なに?何かに当たって…

(綾音)A?!大丈夫?どうしたの?立てる?

(A)質問多すぎ
大丈夫、それより水こぼしちゃった
ごめん

(綾音)そんなの大丈夫だって!怪我なくてよかった!
愛香ちゃんは?大丈夫そう?

(愛香)足が…

(相良・顧問)おい!大丈夫か?!・どうした?

(A)すみません、私がこぼしてしまって…

音が聞こえたのか部員が集まってきた

(八島)怪我は?

(A)私は…でも愛香ちゃんが

(愛香)足が痛くて…冷たいし…ぐずっ

(A)ごめん、私が…
これ、着て!あんまり濡れてない…
足は冷やして…どっち足?

(愛香)右…です

(A)綾音、ラップと氷お願い

(綾音)うん!

氷で冷やして圧迫、そして高く上げて…これでよし
様子を見て必要なら保健室かな

(愛香)あの…これって…

(相良)怪我した時の基本的な対応!さすがA

(愛香)あの…でも、保健室…

(A)様子を見て私が保健室に連れていくよ
とりあえず安静にしておいた方がいい
保健室に行ってもきっと処置はかわらない
かわらない処置ができるように準備してる、大丈夫よ

(愛香)いや、そうじゃなくて…

(A)ん?なに?痛い?

(愛香)いえ…ありがとう…ございます

部員達は先輩の指示で練習に戻った
部活後、念の為保健室に愛香ちゃんを連れていったが
特に異常はなく、念の為湿布を貼ってもらった

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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:朱華音 | 作成日時:2019年3月4日 18時

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